goo blog サービス終了のお知らせ 

王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

菅首相 マニフェスト不履行を陳謝 

2011-07-23 08:24:06 | 東日本大震災
首相、マニフェスト不履行を陳謝 「見通し甘かった」(朝日新聞) - goo ニュース

昨日22日の参院予算委員会で菅首相は09年総選挙の民主党マニフェスト(政権公約)について不履行を陳謝しました。

これには前段が有ったようで21日の記者会見で岡田幹事長が マニフェストは「実現できていないものがある。見通しの甘さについて率直におわびしたい」と陳謝しており22日の自公との幹事長会議で同様の趣旨の発言をして「特例公債の発行について自公の協力を得る」狙いがあると論評されていました。
民主党の09年マニフェストは特別会計の切り込み不足や一般会計の冗費削減等がほとんどてがつけられなかった結果、3K或いは4Kと揶揄されるばら撒きに近い形ばかりが目立ち23年度一般会計で50兆円(借り換えと利息を含む)もの赤字国債を発行せざるを得なくなりました。
この巨額の国債発行は単に民主党の失政によるものでなくむしろ自公政権のつけですが、政権交代で与党民主党が予算成立に苦慮する事になったものです。

本来なら1000兆円にも上る国債発行残高をどうするか? 更に東日本大震災と福島原発事故の復興財源をどこから捻出するか?を与野党挙げて協議する時なのです。
与野党共に「戦後最大の国難」と口先では発言しますがブログ上の賢人が書いている様に「脊髄反射」風に叫んでいるだけで脳みそを少しも使っていません。

そして民主党の中も「マニフェストに対する幹事長、首相の陳謝」に反対する勢力があるそうですからもう政党の呈を成していませんね。

復興予算は10年で25兆円を見込むそうですがとでも原発事故の補償をチラと考えると
地震と津波の復興で50兆円、原発の後始末にもう50兆円は掛かりますよ。
これでは与野党共に国民の負託に耐えません。
まだまだ国民の難儀は続きそうです。


朝日新聞:
菅直人首相は22日の参院予算委員会で、民主党が政権交代を果たした2009年総選挙のマニフェスト(政権公約)について「本質的な方向は間違っていないが財源問題で見通しが甘い部分があった。不十分な点は国民に申し訳ないとおわびしたい」と述べ、公約不履行を陳謝した。

 岡田克也幹事長も同日の自民、公明両党幹事長との会談で陳謝した。政権として赤字国債の発行に必要な特例公債法案の成立に向け、マニフェストの見直しを求める自民、公明両党の協力を得る狙いがある。

 公明党の渡辺孝男、みんなの党の小野次郎両氏の質問に対し、首相は「埋蔵金やむだな費用の削減を図ってきたが、十分な財源捻出ができず、実現できていないものがある」などと答弁。マニフェストに掲げた政策の今後の取り扱いについて「東日本大震災対策をより優先する場合もある」と述べ、実現できない政策もあるとの考えも示した。(引用終わり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復興相 松本氏 辞任 後任に平野達男氏

2011-07-06 07:44:20 | 東日本大震災
復興相起用、仙谷・安住氏は断念の末 後任に平野達氏(朝日新聞) - goo ニュース

いやはや毎日暑いですね。
昨日5日朝TVのニュースショーを見ていると白いテロップが流れ「松本復興相辞任」と出ました。
浜爺が「何だか変な人だな?」と思ったとおり辞任となりました。(本人は個人的事情といってましたが)

後任は岩手県出身の民主党参議院議員で小沢派の平野達男氏(57)が起用されました。
新聞やラジオでは平野氏に決まるまで仙石氏、安住氏に就任を打診したが固辞されたと伝えたいます。その他にも誰かを副大臣に内示をしたのに「30分後に無かった事に」と菅さんが電話で取り消しとか。もう人事が掌握出来ていないようです。
又その安住氏ですが「野党との交渉の任に当たる国対チームに復興相の交代を知らせてこないなんて(やってられない)」見たいな事を言って怒っていましたね。
もうこうなると復興相としての平野氏の力量よりも菅内閣がこれでも尚存続できるのかに興味が言ってしまいます。

今日から衆議院の予算委員会で集中審議だそうで松本氏の任命責任の追及から始まって「急ぎの話は後回し」になりそうですね。

こうなると一刻も早く菅首相に辞任していただく事が復興復旧に掛かる「鍵」の様に見えてきました。
被災地もその他の人もじっと我慢の日が続きそうです。


朝日新聞:
菅直人首相は5日、東日本大震災の被災地での発言が批判を受け辞任した松本龍復興担当相の後任に、平野達男・内閣府副大臣(57)を起用することを決めた。首相は民主党内の実力者らの起用も検討したが、固辞されたりしたため、平野氏を昇格させることにした。政権の最重要課題である復興政策を担う閣僚の人事を主導できない結果になり、政権の弱体化が鮮明になった。

 辞任を表明している菅首相は当面の政権維持の理由の柱に復興政策推進を掲げており、なお続投の姿勢を崩していない。だが、野党は首相が松本氏を任命した責任を国会で追及する方針で、政権中枢からも首相批判が続いている。早期辞任の圧力はさらに強まりそうだ。

 平野氏は5日夜、記者会見し、「私は岩手県の出身で、被災地の復旧・復興には特別の思いがある。避難者への支援や本格的な復興への取り組みをあわせて本格化させたい」と語った。平野氏は松本氏が兼ねていた防災担当相も兼務する。一方、首相は同日夜、松本氏の任命責任などを記者団から繰り返し問われたが、一切答えなかった。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松本復興相 タカビー 発言!?

2011-07-04 08:08:56 | 東日本大震災
松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発(朝日新聞) - goo ニュース

朝ラジオ体操に出掛ける途中、ラジオでヒゲタケさんが語っていた松本復興相の言動がこれだな!
ヒゲタケさんは「丸い物でも切り様で四角、物も言いようで角が立つ」とコメントした。

本当にそうだよ。浜爺はこの松本復興相が過日就任に際し記者会見した時の発言に物言いを付けましたがやはりそんな嫌な感じが裏付けされた様な気がします。

松本復興相は昨日3日被災地の岩手・宮城両知事を訪問し会談したそうです。
岩手県庁玄関ではサッカーボールを「キックオフだ」と(多分で迎えに出ていた?)建増知事に蹴り込んだそうです。
このボール江藤征四郎・衆院副議長(二人は九州繋がりですね)からもらった(預かった?)もので頑張れ東北とか寄せ書きがあったそうです。
意味の無いパーフォマンスの様な気がします。
さて会議では、仮設住宅の要望をする達増知事の言葉を遮り、国の方針をるる述べた後、知恵を出さない奴は助けないと語ったとか。

更に「九州の人間だから東北の市と県の配置がわからない」と話したとか。
「就任前はわからなかったが今はかなり詳しくなった」程度は学習しないとね。厳正な指揮官の下ならこの一言で「ハウス(家に帰って反省しろ)」だよ。
ついで宮城県庁を訪問すると:
応接室に後から入ってきた村井県知事に「客を呼んでおいて後から入るな」見たいな発言をしたらしい。
宮城県と言えば震災の大被害地で今でも不眠不休の復旧努力が続けている最中なのに「何と思いやりの無い発言であるか!」

又漁業集約についても「県でコンセンサスを取れ。そうしないと我々は何もしない」とやる気が有るのか無いのか?何の為の復興大臣かわからない発言をしたとか。
会談後村井知事は「地元のことを良く分かっている方が大臣に就任して」とこれは大人の対応に見えた。
この知事さん震災当初は「復興財源は消費税で」とか復興財源の種類にまで口出ししていたが近頃は落ち着いたようにも見える。「種類はとも角10兆円規模の復興予算ではとても足りない」を東北三県の要望にして地域のまず復旧そして復興の具体策を提言してください。
体に気をつけて頑張って下さいね。
最後に松本復興相は心のあり方が「復興大臣向き」出ないような気がします。
菅首相が辞任すると交代か? そう一緒に交代してもらった方が良さそうです。
もうしばらく見守らねばなりません。


朝日新聞:
松本龍復興担当相は3日、東日本大震災の被災地である岩手・宮城両県を訪ね、両県知事と会談した。前日の福島県に続く就任後初めての被災地訪問だが、被災者の感情を逆なでしかねない発言を連発した。週明けの国会で野党が追及する可能性もある。

 最初に訪れた岩手県庁の玄関前では、衛藤征士郎・衆院副議長からもらったというサッカーボールを持ち出し、「キックオフだ」と達増拓也知事に蹴り込んだが、達増氏は取り損ねた。

 会談では、仮設住宅の要望をしようとする達増知事の言葉を遮り、「本当は仮設はあなた方の仕事だ」と指摘。仮設住宅での孤独死対策などの国の施策を挙げ、「国は進んだことをやっている。(被災自治体は)そこに追いついてこないといけない。知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないやつは助けない。そのくらいの気持ちを持って」と述べた。また、「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」と冗談めかして話した。

 午後に訪問した宮城県庁では、応接室に後から入ってきた村井嘉浩知事に「お客さんが来る時は、自分が入ってから呼べ。しっかりやれよ」と語った。被災した漁港を集約するという県独自の計画に対しては「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと、我々は何もしないぞ」などと厳しい口調で注文をつけた。

 松本氏は防災相から引き続き震災対応に当たることもあって村井氏は面会後、記者団に「地元のことをよく分かっている方が大臣に就任して喜んでいます」と述べた。しかし、ある県幹部は「被災地に来て、あの言動はない」と憤っていた。(山下剛、高橋昌宏) (引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特例公債法案 60日ルール 使えず

2011-07-03 08:02:21 | 東日本大震災
特例公債法案に「60日ルール」使えず 延長国会(朝日新聞) - goo ニュース

コピペした朝日新聞の記事は何を言いたいのか良く分からない?

最終章によれば60日ルールを適用して強行すれば出来たのにやらなかったなら「他党との関係を懸念した」事になるがそもそも臨時国会70日の内10日が空転していたのであるから「特例公債法案」審議打ち切りで強行採決できる状態であったのか?
「2次補正」も含め他の法案の成立の為、そんな無理が出来ないのであれば60日ルールに言及したのは埋め草じゃないか。

それはとも角例年であれば国債の償還費と利払いで20兆円前後、23年度(つまり今年度)の税収不足を30兆円の赤字国債で補う。合計50兆円の発行に自公両党の賛成が得られないので未だ成立していない。

これが米国なら間もなく公務員の給料が出なくなったりカリフォルニア州の様に先生の確実出勤とか問題が目に見える。
まあ自公政権もほとんどを占める94年から2010年まで毎年特例公債法を通して来たのだから彼らの対応も理解しがたい???

まあ年度内成立しなかったのは「民主党の3Kあるいは4Kと言われる予算のばら撒き」に対する反対だったと思う。要するに民主党のマニフェストに頭から噛み付いたわけ。

さてこのままでは公務員の給料遅配や国会議員の歳費の遅配が出てくる訳だけどどうなるでしょうか? これに加え「東日本大震災」の復興費用が必要だがその規模は仙石氏の発言を聞くと「10兆円程度」しか想定してない様だ。
原発事故の被害を考えるととても足りるように思えない。

問題の本質ではないけど「菅首相が辞任」するしか政治が前に進みそうも無い。
何だか虚しい。


朝日新聞:
延長国会は8月末の会期末まで2日で残り60日となった。菅直人首相は退陣条件の一つに特例公債法成立を挙げるが、同法案は衆院でなお審議中だ。法案を参院に送付してから60日以内に採決しない場合、衆院3分の2以上の賛成で再可決できる「60日ルール」は使えなくなった。

 菅政権が国会延長幅を70日間に決めた当初、同法案を衆院で再可決させる余地を残すことが理由の一つとみられていた。

政権は60日ルール適用を視野に入れて同法案の衆院可決を急いだ場合、野党との関係が悪化して他の法案審議に影響が出ることを懸念した。
(引用終わり)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電力使用制限令が発動

2011-07-02 08:23:15 | 東日本大震災
電力使用制限令が開始 東電・東北電管内(朝日新聞) - goo ニュース

昨日1日「電力制限令」を発動したそうです。
74年以来37年ぶりだそうです。
第一次石油ショックでエレベーターを間引き運転したり省庁や大きな建物の照明を減らした位は覚えています。
当時は長男長女が乳幼児でした。加えて自宅にエアコンさえなかったのですが家庭での節電で頭を悩ました覚えはありません。
そんな所から考えると昨今はそもそも当時より平均気温が2-3度上がってしまったのですかね?
加えて生活水準があがり(つまり贅沢になったので)家庭でエアコンが当たり前になったのかもしれません。

何だか今回の「制限令」は気が重いですね。
浜爺の生活観から言えば外気温が朝23-4度から始まるなら昼間での気温の上がりは扇風機で我慢できます。昼過ぎから30度を越えると昨年はエアコンを入れましたが今年はシャワーでも浴びて暑さのピークを我慢する気でいます。

それと6月までは昼間散歩をしていましが1日からは早朝散歩に切り替え朝のうち涼しいうちに済ませ昼の暑い時間はシャワー後の昼寝で暑さを交わす構想です。
今朝は5時半に起きて蒔田公園まで歩き「NHKのラジオ体操」に参加してきました。
このラジオ体操は入りやすくて実に奥が深く爺婆が長く続けると体の歪みが取れてきます。まあ木枯らしが吹く頃までには「電力使用制限令」が停止される事を願っています。


朝日新聞:
この夏の電力危機を避けるため、政府は1日、電気事業法27条に基づく「電力使用制限令」を、東京電力と東北電力の管内で発動する。制限令発動は第1次石油危機の1974年以来、37年ぶり。大規模な工場や商業施設、オフィスビルについて、最大電力を昨夏より15%削減するよう求める強制措置だ。

 対象は、契約電力500キロワット以上の大口需要家。東電管内には約1万4千件、東北電管内には約4千件ある。平日の午前9時~午後8時に電力の使用制限を受ける。故意に違反すると、100万円以下の罰金を科される。商店など小口需要家と家庭に対しては、政府は努力目標として15%削減を求めている。
74年の発動は火力発電の燃料不足が原因だったが、今回は東日本大震災で発電所が被災したため。東電と東北電は、臨時のガスタービン発電機を増設し、老朽化などで停止中の火力発電所を再稼働。被災した発電所の復旧も急ぎ、6月30日には両社共同出資の常磐共同火力勿来(なこそ)発電所(福島県いわき市)の9号機が営業運転を再開した。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする