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王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

川内原発 今日再稼働 !!

2015-08-11 10:48:39 | 原発関連
半日で臨界、14日夜にも発電…川内原発再稼働

今日11日川内原発1号機が稼働する予定は広く知られていました。
NHKが午前10時半過ぎ高校野球放映の合間に白いテロップで「1号機の起動」を映像入りでを流しました。
これで2年間続いて来た原発0が終わりました。
現地でも僅差の稼働賛成の様ですし「避難準備計画の杜撰さ」に対する批判或は原子炉の裏の山崩れなどのリスク評価に問題があるやの避難もあります。
数日前田原総一郎さんがどこかの雑誌に「敢えて言う川内再稼働の必要性」とか一文を載せて居たのをネットで流し読みしました。2年間原発0でやって来たのにこのままでは火力発電では電力のベースロードを賄えない! との電力会社の主張の様な意見に見えました。
当時と異なり原油価格は50ドル/ バーレルに下がり今後とも価格は安値安定推移のようです。
電力」需要そのものも「節電の徹底」でこの極暑列島でも供給に問題は起きませんでした。
田原さんは「晩節を汚した」かも知れません?!

原子炉に不具合が起き放射能が拡散した時に「治療方法が確立されていなく」「遺伝子へ影響は次世代へも残る」様な発電はやめるべきだと思います。
「廃炉が地元の景気を当分下支え」するような政策誘導が必要だと思うのですがはてどうでしょう


写真:再稼働の仕組み

産経新聞:
 九州電力が11日に 川内 せんだい 原発1号機を再稼働する。

 原子炉を起動すると、12時間半ほどで、核分裂反応が連続的に起こる「臨界」に達し、14日夜には発電が始まる見通しだ。

 原発は、燃料のウランが核分裂するときに出る熱を使って発電する。核分裂反応を進めるためウランに中性子をぶつけるが、原子炉停止中は、燃料の間に差し込まれている制御棒が中性子を吸収し、反応が起こらない。制御棒を徐々に引き抜くことで、中性子が増え、核分裂反応が始まる。

 起動は、32本の制御棒を引き抜き始める作業で、あわせて、中性子を吸収する水中のホウ素の濃度も薄めて核分裂反応を促し「臨界」にする。

 川内原発1号機は、「加圧水型」と呼ばれるタイプの原子炉で、核分裂で生じた熱を使って原子炉内の水を約280度の熱水に変える。熱水は蒸気発生器に送られ、今度はその熱で別系統の水が蒸気に変えられる。この蒸気でタービン・発電機を回し電気を作り出す。東京電力福島第一原発のような「沸騰水型」に比べ、格納容器が大きく余裕があるため水素爆発を起こしにくく、早く安全審査を申請できた。
(引用終わり)
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官邸ドローン 容疑者 小浜署に自首 ?!

2015-04-25 07:40:02 | 原発関連
突然の出頭「反原発を訴えるため」 福井在住の男(朝日新聞) - goo ニュース

昨日24日午後8時頃福井県の小浜署に一人の男が出頭してきて「官邸の屋上で見つかったドローンに関与を認める」話をしたそうです。
その後の別紙の報道では40代の男は「コントローラー」の様な物を持参しこれで操縦した。反原発を訴える為、容器に福島の灰と砂を詰めたと語ったそうです。
目下同人の思想とか背後に組織が絡むのか何もわからないようです。
まあ22日の午前に事件が判ってから早期解決に向かいそうですが、「ドローン」がテロに限らず犯罪に使われない様適切な規制を考えなければ早急に決めなければいけません。
小浜署管内には原発が2か所あるそうですから警察庁も県警も厳重な警戒が必要になります。


写真:小浜署

朝日新聞:
首相官邸の屋上で小型無人飛行機(ドローン)が見つかった事件が突然、動き出した。関与を認める40代の男が出頭したのは、国内最多の原発が集中する福井県の南西部にある小浜市。原発をめぐる政府の動きとの関連はあるのか。

 「ドローンに関係している」。24日午後8時ごろ、福井県警小浜署に1人で出頭してきた男が語ったという。岸本政洋副署長はそう明かしたが、詳細については「いま話を聴いている。何も発表できることはない」と言葉をにごした。

 小浜署の管内には、関西電力の高浜原発(同県高浜町)と大飯原発(同おおい町)がある。2012年夏に大飯原発3、4号機が再稼働した時期には、全国から反対する市民団体のメンバーらが抗議行動を展開。福井県警は普段から原発を重点的に警備している。
(引用終わり)
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老朽原発 5基 廃炉決定へ !!

2015-03-17 08:34:51 | 原発関連
原発廃炉18日にも決定=老朽5基、地元説明へ―電力4社(時事通信) - goo ニュース

先週位から個別の電力会社と原発の名前と併せて廃炉の数がニュースになっていました。
後述する4社は18日に正式決定後、経産省に廃炉の決定を報告するとの事。
廃炉が決まる原発は:
関電の美浜1,2号機、九電の玄海1号機、中電の島根1号機、最後が日原発の敦賀1号機。
さて報道によれば4社は地元自治体に説明後、19日に廃炉決定を報告するとあります。
ここで質問です。
地元自治体に説明(了解を取るのではなさそう)して経産相に報告するまで正式決定から1日しかありません?!

大人風に考えればだいぶ前から地元自治体にはそれとなく事情を伝えていたのでしょう。

政府は1年も前から(旧式原発)の廃炉予定を聞いたり、廃炉による損害を長期に償却可能にする税制もできているとか。

ところで原発は原子炉を複数持っているのが通常ですから旧式炉を廃止して代替えはもうしないのか廃止して新型で大出力の炉に置き換えるのか?で現地は元より日本の若者の未来が変わってくるのですがはてどうでしょう?
まあ政府の考える事は後者の気がしますが経産省の決定を待って専門家のコメントに注目したいと思います。


写真:廃炉図(毎日新聞)

時事通信:
関西電力と九州電力など電力4社が、運転開始から40年前後経過する老朽原発計5基の廃炉を18日にも正式決定する方向で最終調整していることが12日、分かった。4社は決定後、速やかに地元自治体に説明する方針。いずれも出力規模が小さく、多額の安全対策費を投じて稼働を延長しても採算が取れないと判断した。

 廃炉が決まる原発は、関電の美浜1、2号機(福井県美浜町)、九電の玄海1号機(佐賀県玄海町)、中国電力の島根1号機(松江市)、日本原子力発電の敦賀1号機(福井県敦賀市)の5基。4社は地元自治体への説明後、19日にも経済産業省に廃炉の決定を報告する見通しだ。
(引用終わり) 
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志賀原発で防災訓練 課題浮彫 !! 

2014-11-03 08:15:42 | 原発関連
高波で船での避難中止に 志賀の防災訓練、課題浮き彫り(北國新聞) - goo ニュース

昨日2日刻陸電力志賀原発で政府による防災訓練が行われました。
浜爺は「原発再稼働反対です」がTVニュースで志賀原発と聞いて「はて滋賀県に原発が有ったかな?」と思いましたし「北陸電力でただ一つの原発」と
くれば北陸は原発銀座でなかったかな??と思いました。
実は志賀以外で北陸に有るのは関西電力関連の施設の様です。

さて字が原発の防災訓練と呼びますが「事故が起きた時の避難訓練」でしょうが白昼とても人口の少ない地域に関わらず「特養老人ホーム」での避難や地域の高齢者の域外避難に問題点が出たようです。
漁船を使っての非難では強風の為、訓練中止となりバスで非難となったそうです。緊急時にバスの確保が出来るか出来ても脱出できるか悩ましいですね。
この志賀原発他1県で1か所1電力会社の原発は北海道の泊、愛媛の伊方や静岡の浜岡他あると思いますが「原子力村」としてはどこもあらゆる手段を取って再稼働にまい進している様に見えます。
事故が起きる前に廃炉を宣言する電力会社は有りません!!

地元民もここまで来ると「政府が安全と言った」と言って事故が起きてから文句をつけるやり方は微妙ですね。
止めるも地獄、再稼働も地獄 爺婆はともかく地域の子供さんにどちらが良いか考えないといけません。


写真:志賀原発(ネットから)

北国新聞:
2日の政府の原子力総合防災訓練では、志賀原発から5キロ圏内に住む高齢者ら「要援護者」の避難で、さまざまな課題が浮き彫りとなった。寝たきりの人や介護施設入所者を、短時間で同時に30キロ圏外へ移送できるのか、参加者からは「実際に事故あが起きたら難しい」との声が相次いだ。原発から5~30キロ圏を対象にした初の屋内退避でも、参加者は「見えない災害」に不安を募らせた。
 志賀原発から1・8キロの位置にある志賀町赤住の特別養護老人ホーム「はまなす園」。午前10時15分、屋内退避の指示で、入所者約100人が放射線防護機能を持つ新館棟に移動した。午後0時20分には緊急車両2台が到着。施設の1台と手分けして要援護者役の職員4人と介護役の職員2人を、白山市の避難先に搬送した。
 訓練で目立った混乱はなかった。ただ、施設は日中、40人の職員が勤務しているのに対し、夜間は6人。入所者の平均年齢は90歳で、ほとんどが自力で歩けない。酢谷豊一理事施設長(57)は「夜間に事故で道路が寸断された場合、職員が施設にたどり着けないかもしれない。職員が集まらなければ、避難の時間は長くなる」と懸念を示した。
 志賀町総合武道館は要援護者の屋内退避場所となり、窓際に鉛製の放射線防護カーテンが設置された。原発5キロ圏内の同町上野(うわの)地区から要援護者役の住民5人を含む10人は同館に一時退避した。
 「(放射線は)目に見えず、屋内退避は正直言って怖い気持ちもある。80、90代の人たちは体力的に避難が難しいかもしれない」。上野区長の前田政雄さん(64)は心配そうに語った。
 志賀町によると、原発5キロ圏内の要援護者数は270人、町全体では1478人。町は5キロ圏内で避難時に町民の95%が自家用車で避難し、5%の約200人がバスなどで避難すると想定している。しかし、一度に必要な台数のバスを確保するのは難しく、町では「町の車両だけでは足りない」(環境安全課)と頭を悩ませている。屋内退避に配置する職員も、事前に決めていないという。
 荒天により、漁船を使った避難訓練が中止となり、代わりにバスで避難することになった志賀町福浦地区の住民は不安を口にする。中村外二さん(65)は「もし荒天時に本当の事故が起きたら、避難先までたどり着けるのか」と疑問を呈した。冬の能登半島沖は荒れて船が出せない日が多いだけに、代替手段の確保が求められそうだ。
 30キロ圏内の七尾市では、市が屋内退避を指示したほか、ラジオななおも緊急放送を流した。池崎町内会副会長の宮崎吉春さん(65)は放送を聞いて家に戻り、窓を閉めて待機した。「屋内退避しても放射線は完全に防げないため怖い思いがある。遠方退避するときはもう家に戻ってこれないかもしれない」と話した。
(引用終わり)
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川内原発 規制委審査に合格 !!

2014-07-17 08:55:58 | 原発関連
川内原発、規制委審査に「合格」秋にも再稼働へ(読売新聞) - goo ニュース

昨日16日鹿児島の川内原発の安全対策が新規性基準に「適合している」として了承しました。
要するに安全基準から見て「再稼働」OKが出たわけです。
反対派の書き込みを見ると「日本一危険な原発の一つ」だそうです。
当然安全基準の地震や津波その他の想定が現実より低ければ事故は起きる可能性がある訳ですし、一部の情報では「火砕流」に対する危険の評価がおかしいほど低いそうです。

今後は地元の自治体の同意が焦点ですが「反対派少ない」そうです。
何かが起きた時、「政府が安全と言った出ないか!」と文句を言う前に自分の頭で考えて再稼働の是非を考えて欲しいものです。
政府鹿児島県川内市初め地元自治体がみんな賛成だとしたら「福島第1原発事故」は所詮他人事なんですね。

事故が起きない事を祈っています。


写真:川内原発

読売新聞:
原子力規制委員会は16日の定例会合で、九州電力 川内 せんだい 原子力発電所1、2号機(鹿児島県)の安全対策が新規制基準に「適合している」とする審査書案を了承した。

 九電の安全対策に規制委がお墨付きを与えたことを意味し、同原発は、再稼働の前提条件である安全審査に事実上、合格した。合格は全国の原発で初めて。残る審査手続きや地元の同意などを経て、川内原発は秋にも再稼働する見通しとなった。

 規制委は今後、安全審査を申請中の関西電力高浜原発(福井県)など残る11原発17基の審査を加速させる。

 規制委が示した400ページを超す審査書案は、地震や津波の最大想定や、水素爆発対策といった重大事故対策の内容について、新基準を満たしていると認定した。

 審査書案の取りまとめは、安全対策の基本方針を決める「設置変更許可」に関する手続きの一環だ。今後、30日間、国民から意見を募集する。このほか、機器の詳細設計を決めたり、事故時の人員配置などを決めたりする審査手続きもあり、九電は8月に必要書類を提出する。規制委は現地で機器を検査する。川内原発の地元では反対は少なく、自治体の同意は得られる見通しで、政府も再稼働させる方針だ。すべての手続きを終えるのに数か月かかるとみられ、再稼働は秋以降になりそうだ。

 九電は昨年7月の新基準施行と同時に川内原発1、2号機の安全審査を申請した。規制委の指摘を踏まえ、地震と津波の最大想定を大きく引き上げたため、規制委は今年3月、職員を集中投入して審査を進める優先審査の対象に選んだ
(引用終わり)
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