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王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

8日 シリア アサド政権が崩壊 “大統領はロシアに亡命”

2024-12-09 06:31:36 | ロシア関連
前日7日にはここをクリック⇒「首都のダマスカス陥落の危機」と報じられた後、8日には「首都陥落」、「アサド亡命」そして「政権崩壊」と確認できない情報が続きました!
そして8日(現地時間夕刻には)上記出来事がすべて事実だった事が判りました。
【内戦が続くシリアで反政府勢力が8日、首都ダマスカスを制圧し、アサド大統領は後ろ盾となってきたロシアに亡命したと伝えられ、政権は崩壊しました。アサド政権から反政府勢力側に平和的に政権の移譲が行われるかが当面の焦点となりそうです】とNHKの報道です。
勝利を喜ぶ反政府軍

別紙でも「アサド大統領一家がモスクワに到着しロシア当局が亡命を認めた」と報じています。
同時に「イスラエル空軍機が騙す各金鉱を空爆。シリア政府軍が残した武器が過激派組織の手に渡ることを懸」との報もあり落ち着きません。
反政府側は「あらゆる組織と話し合いする用意が有る」のの情報もありますが、簡単に現地の情勢が落ち着くとも見えません。 
北西部のイドリブ周辺ではトルコの影響力のあるグループもいる様でまだまだ混乱は続きそうです。

写真:アサド政権崩壊を報じる画像

NHK:
内戦が続くシリアで反政府勢力が8日、首都ダマスカスを制圧し、アサド大統領は後ろ盾となってきたロシアに亡命したと伝えられ、政権は崩壊しました。アサド政権から反政府勢力側に平和的に政権の移譲が行われるかが当面の焦点となりそうです。 
シリアでは11月下旬以降、反政府勢力が一気に攻勢を強め、8日、大統領宮殿を抑えるなどして首都ダマスカスを制圧し、国営テレビで「独裁者アサドを打倒した」と発表し、親子2代、半世紀あまりにおよんだアサド政権は崩壊しました。 
ロシア外務省の発表によりますと、アサド大統領は辞任することを決め、平和的に政権を移譲するよう指示した上でシリア国外に去ったということです。

ロシア国営タス通信は8日、アサド大統領が家族とともにロシアの首都モスクワに到着したと伝え、ロシア大統領府の情報筋の話として、政府がアサド大統領と家族の亡命を認めたとしています。

一方、反政府勢力はSNSでみずからの部隊に向けて「公共施設は正式に移譲されるまでは前首相の管理下にあり、接近することを禁止する」と命じたほか、国営テレビを通じて国民融和を訴えたということで混乱が起きないよう腐心している姿勢も伺えます。 
ただ、反政府勢力を主導する「シリア解放機構」が国連などからテロ組織に指定されていることをめぐり懸念の声もあがっていて、国連のシリア問題特使は8日、「明らかに難しい課題となっている」と述べるなど、今後、平和的に政権の移譲が行われ、国際社会の承認を得られるかが当面の焦点となりそうです。

一方、イスラエル軍のラジオ局が伝えたところによりますと、イスラエル軍は8日、シリアの首都ダマスカスなどで空爆を行いました。

崩壊したアサド政権が保有していた兵器が反政府勢力の手に渡らないようにするためだとしています。
(以下省略)
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6日 アサド政権、深まる苦境 南部でも蜂起、主要都市の陥落相次ぐ

2024-12-08 06:34:49 | ロシア関連
1日にここをクリック⇒「シリア第2の都市アレッポが反政府視力に攻略」されてから1週間のうちに4か所ほどの主要都市を奪われ、首都ダマスカスに迫る勢い」とマスコミの報です。
【内戦下のシリアについて、在英の反体制派NGO「シリア人権監視団」(SOHR)は6日から7日にかけ、アサド政権が南部ダラアや東部デリゾールの支配を失ったと報告した。蜂起した武装勢力が首都ダマスカスまで肉薄したとも伝えている。政権側の主要都市が相次いで陥落し、政権は急激に苦境に追い込まれている】との報です。
ロシアとヒズボラに影響力あるイランの支援で「優勢と見られていたアサド政権」ですが、イスラエルによるヒズボラに対する猛攻に加え、米国支援の反政府勢力の攻勢で首都も危ういとの報もあります。
西隣がレバノンとイスラエルですから「イラクが空白状態に陥れば」また、そこで新たな紛争が起きるのは間違い有りません。いよいよ混とんとしてくる中東情勢です。

写真:中東シリア情勢© 朝日新聞社 

朝日新聞デジタル:
 内戦下のシリアについて、在英の反体制派NGO「シリア人権監視団」(SOHR)は6日から7日にかけ、アサド政権が南部ダラアや東部デリゾールの支配を失ったと報告した。蜂起した武装勢力が首都ダマスカスまで肉薄したとも伝えている。政権側の主要都市が相次いで陥落し、政権は急激に苦境に追い込まれている。
反体制派が制圧したシリア中部ハマで2024年12月6日、アサド大統領の父の故ハフェズ・アサド元大統領の像が引き倒された。SNSから=ロイター
 SOHRによると、南部で地元の武装勢力が蜂起し、ダラアを制圧した。検問所や兵舎なども占拠し、政権側は撤退を余儀なくされたという。ダラアはシリア内戦のきっかけとなった2011年の抗議デモが最初に始まった地で、象徴的意味を持つ。イスラム教ドルーズ派が多く住む南部スウェイダでも武装勢力が複数の検問所を占拠し、政権当局者の間で退避する動きが出ているという。
(引用終わり)
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1日 シリア政府軍、反体制派に対し激しい空爆 北西部イドリブ

2024-12-02 06:34:01 | ロシア関連
昨日ここをクリック⇒シリアの北西部の都市アレッポに反政府組織が攻撃を仕掛け「市内の大半を占拠」と報じられましたが、さっそく政府側とロシア軍が1日(現地時間)反撃を強めたとマスコミが報じました。
【シリアのアサド政権は1日、ロシア軍とともに北西部イドリブで反体制派に対して激しい空爆を実施した。ロイター通信が報じた。反体制派は北部の主要都市アレッポの大部分を制圧するなど大規模な攻勢に出ているが、政権側が反撃を強めた形だ。
 報道によると、イドリブでは中心部の住宅地が空爆され、少なくとも7人が死亡し、数十人が負傷した。反体制派は国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織「ヌスラ戦線」を前身とする「ハヤト・タハリール・シャム」(HTS)が主導しており、アレッポでは国際空港や中心部などを掌握したとされる。中部ハマに向けても進攻したが、ハマ北部で政府軍が押し返したという】
シリアのアサド大統領は1日、「テロリストに立ち向かい、安定と領土一体性を守る」と語ったそうですから、簡単に地域での争いはやみそうに見えません。

写真:救助活動を行う民間ボランティア組織「シリア民間防衛隊」(通称・ホワイトヘルメッツ)のメンバー=シリア北西部イドリブで2024年12月1日、同隊提供 

毎日新聞:
シリアのアサド政権は1日、ロシア軍とともに北西部イドリブで反体制派に対して激しい空爆を実施した。ロイター通信が報じた。反体制派は北部の主要都市アレッポの大部分を制圧するなど大規模な攻勢に出ているが、政権側が反撃を強めた形だ。
 報道によると、イドリブでは中心部の住宅地が空爆され、少なくとも7人が死亡し、数十人が負傷した。反体制派は国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織「ヌスラ戦線」を前身とする「ハヤト・タハリール・シャム」(HTS)が主導しており、アレッポでは国際空港や中心部などを掌握したとされる。中部ハマに向けても進攻したが、ハマ北部で政府軍が押し返したという。
 シリアのアサド大統領は1日、「テロリストに立ち向かい、安定と領土一体性を守る」と語った。在英民間団体「シリア人権観測所」によると、反体制派が攻勢を強めた11月27日以降、これまでに370人以上が死亡している。政府軍はアレッポ奪還に向け準備を進めているとされ、市街地で大規模な戦闘が起きれば、多くの民間人が犠牲になる恐れもある。【カイロ金子淳】
(引用終わり)
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1日 シリア反政府勢力、アレッポの一部を掌握

2024-12-01 07:39:51 | ロシア関連
僅か3日程の争いに「シリアの反政府勢力が同国第2の都市アレッポで複数の地区を掌握した」とマスコミが報じました。8年ぶりの攻勢と書いたマスコミ紙もありました。
【シリアの反政府勢力が29日、同国第2の都市アレッポで複数の地区を掌握した。イギリス拠点のNGO「シリア人権監視団(SOHR)」によると、同日夕方の時点で、反政府勢力が市の半分以上を掌握している。
シリア政府に対する反政府勢力の攻勢としては、数年ぶりの大規模な展開となっている。反政府勢力は2016年に、国軍によってアレッポを追われた。
イスラム過激派組織「ハヤト・タハリール・アル=シャーム機構(HTS)」に関係のあるチャンネルに投稿された動画には、市内で車両に乗っている反政府勢力の戦闘員と思われる姿が映っている。
BBCヴェリファイ(検証チーム)は、この映像がアレッポ西郊で撮影されたものだと確認した】とBBCが報じています。
ロシアとシリアの飛行機が29日23回にわたりアレッポ付近を爆撃した」とあります。一方トルコは従来反政府組織を支援していましたから、ロシアとトルコが中東のイスラエル主体の抗争に何かを感じ動いたように見えます。
ロシアとトルコは「ウクライナへのロシアの侵攻3年を横目で睨みながらトランプ政権の出方に備えているのかも知れません。
いよいよ紛争地区が増えてきて不安ですね!

写真:アレッポ付近の反政府勢力

BBC  News:
シリアの反政府勢力が29日、同国第2の都市アレッポで複数の地区を掌握した。イギリス拠点のNGO「シリア人権監視団(SOHR)」によると、同日夕方の時点で、反政府勢力が市の半分以上を掌握している。
シリア政府に対する反政府勢力の攻勢としては、数年ぶりの大規模な展開となっている。反政府勢力は2016年に、国軍によってアレッポを追われた。
イスラム過激派組織「ハヤト・タハリール・アル=シャーム機構(HTS)」に関係のあるチャンネルに投稿された動画には、市内で車両に乗っている反政府勢力の戦闘員と思われる姿が映っている。
BBCヴェリファイ(検証チーム)は、この映像がアレッポ西郊で撮影されたものだと確認した。
他方で政府軍は、27日にHTSとその同盟勢力による攻勢を受けた後、アレッポおよびイドリブ県の複数の町で、国軍の拠点を回復したと明らかにした。
シリアでは、バシャール・アル・アサド大統領の政府が2011年に民主化運動を弾圧した後、内戦が勃発。これまでに50万人以上が命を落としている。
アサド政権に対立する武装勢力の多くは、混乱に乗じて広範な領土を掌握した。これにはジハーディスト(イスラム聖戦主義者)も含まれる。
シリア政府はその後、ロシアや他の協力国の支援を受けて、失った地域の大部分を奪還した。
イドリブは反政府勢力の最後の拠点で、主にHTSが支配しているものの、トルコ支援の反政府勢力やトルコ軍も駐留している。
反政府勢力系チャンネルでは29日、「我々の部隊はアレッポ市内に進入し始めた」という声明が投稿された。
BBCが検証した映像では、中世にさかのぼるアレッポ市内の城塞から約7キロ離れた通りを、複数の戦闘員が走っている。
BBCが検証した別の映像では、アレッポ大学近くの地域から荷物を持って歩く大勢の姿が確認された。この映像は、反政府勢力が市内に進入したとHTS系メディアが主張する場所から、3キロ離れた場所で撮影されている。
シリア政府は、援軍部隊がアレッポに到着し、反政府勢力を掃討していると発表した。
軍関係者はロイター通信に、アレッポ発の全フライトがキャンセルされ、空港が閉鎖されたと話した。
シリア国内に情報源のネットワークをもつシリア人権監視団(SOHR)によると、シリアとロシアの軍機が29日、アレッポ地域で23回の空爆を行った。
SOHRによると、この戦闘で255人が殺害された。シリア政府軍と反政府勢力との戦闘で、これほどの死者が出るのは数年ぶりだという。
イドリブ県では、アサド政権を支えるロシアと反体制派を支援するトルコが2020年に停戦で合意。これに伴い政府軍によるイドリブ奪還の動きは止まり、イドリブでの戦闘の大部分が収束していた。
しかし、HTSとその同盟勢力は27日、「攻撃を抑止する」ために攻勢を開始したと発表。政府と政府系の民兵組織が、地域の状況を激化させていると非難した。
反政府勢力によるこの動きは、シリア政府と協力諸国が他の紛争に気を取られている中でのものだった。
隣国レバノンでは、イランの支援を受けるイスラム組織ヒズボラに対して、イスラエル軍が大打撃を与えた。ヒズボラはかつて、イランが支持するアサド政権を支えてシリア内戦に参戦し、政府軍の優勢回復に貢献した。
また、イスラエルはシリア国内で、イランおよびイランが支援する組織関連の目標に対する空爆を強化している。 
(引用終わり)
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21日 プーチン氏、中距離弾道ミサイル発射を発表 新型でウクライナに反撃

2024-11-22 08:45:38 | ロシア関連
今朝1番の話題にしたここをクリック⇒「ロシアによるウクライナに対するICBMの発射」問題ですが、21日(現地時間)プーチン大統領は新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」で攻撃と明らかにしました。
【21日ウクライナを新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」で攻撃したと明らかにした。今回のミサイル発射について、米国や英国から供与されたミサイルでロシア領内を攻撃したことへの対抗措置と位置づけた。
 プーチン氏は声明で、新型ミサイルは核を搭載していない極超音速ミサイルだと説明。秒速2・5~3キロの速度で飛ぶといい、今回は実験的な発射にあたると述べた。発射は成功だったとして、米欧のミサイル防衛システムでも「このようなミサイルをとらえることはできない」と強調した】とプーチン大統領の声明です。
これでICBMでないことは明らかになりましたが、ロシアもウクライナの長距離ロケットに対する反撃を「各派搭載してないものの”新型ミサイル”で反撃を明らかにしました」ので、戦争は一段階厳しきなったのは間違い有りません。


写真:2024年11月21日、声明を発表するロシアのプーチン大統領=ロシア大統領府のホームページから© 朝日新聞社 

朝日新聞デジタル:
ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナを新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」で攻撃したと明らかにした。今回のミサイル発射について、米国や英国から供与されたミサイルでロシア領内を攻撃したことへの対抗措置と位置づけた。
 プーチン氏は声明で、新型ミサイルは核を搭載していない極超音速ミサイルだと説明。秒速2・5~3キロの速度で飛ぶといい、今回は実験的な発射にあたると述べた。発射は成功だったとして、米欧のミサイル防衛システムでも「このようなミサイルをとらえることはできない」と強調した。ウクライナ中部の産業都市ドニプロの工業施設を攻撃したという。

 プーチン氏は、ウクライナ軍が米国製の「ATACMS(アタクムス)」や英国製の「ストーム・シャドー」を使用し、ロシアの軍事施設に攻撃を仕掛けてきたと述べた。ミサイルは目標に達しなかったとしたが、「ウクライナの地域紛争は、世界的な性格を帯びてきた」とした。
 また、「我々の施設に向けた武器の使用を許している国の軍事目標に対し、武器を使う権利がある」と述べ、脅しとも取れる発言で米欧諸国に警告した。
 ウクライナ空軍は21日、ロシア軍がドニプロに向けて大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したと発表。しかし、米国の複数の主要メディアは西側当局者の話をもとに、発射されたのはICBMではないとの見方を伝えていた。
(引用終わり)
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