『表題の違約金の累計「17億円」には驚きました』
【完成が遅れている東京都世田谷区の庁舎建て替え工事を巡り、区は30日、受注した大成建設が実績を満たさない監理技術者を現場に配置したとして、新たに1億4200万円の違約金が発生すると発表した。今後、分割して求める。工事遅延などで既に発生した分と合わせて、違約金は計17億円を超える】と東京新聞が報じました。
『引用記事を読むと「既に工事は同社の工程見誤りなどで大幅に遅延。当初は2027年10月を予定した完成が2029年4月にずれ込んだ。遅延などで16億円の違約金が既に発生し、区は同社を昨年3月から2年間の指名停止としている」と追記していますから世田谷区民の間では有名な大成建設のチョンボとして知られていたかもしれません』
写真:世田谷区役所(資料写真)
東京新聞:
完成が遅れている東京都世田谷区の庁舎建て替え工事を巡り、区は30日、受注した大成建設が実績を満たさない監理技術者を現場に配置したとして、新たに1億4200万円の違約金が発生すると発表した。今後、分割して求める。工事遅延などで既に発生した分と合わせて、違約金は計17億円を超える。
◆完成時期は既に1年半の遅延が見込まれ2029年4月
区によると、同社は入札で、施工計画や工程管理などの従事者を指導監督する監理技術者に、免震の建物を一体的に接続した実績があることなどを評価され、2021年に契約した。前任の監理技術者が個人的な事情で今年4月1日に交代し、後任には免震技術の接続などの実績がなかった。区は契約時の書面「技術提案等の取り扱い」に基づき違約金を求める。
工事は同社の工程見誤りなどで大幅に遅延。当初は2027年10月を予定した完成が2029年4月にずれ込んだ。遅延などで16億円の違約金が既に発生し、区は同社を昨年3月から2年間の指名停止としている。今回の問題でさらに指名停止とする方針。(星野恵一)
(引用終わり)