イワキンバイ(岩金梅)
<学名:Potentilla ancistrifolia Bunge
var. dickinsii (Franch. et Sav.) Koidz.>
バラ科 キジムシロ属 多年草
北海道〜本州・四国・九州の山地〜亜高山の岩上などに自生
一秋の地元の山で見られたイワキンバイです。
一秋の地元の山で見られたイワキンバイです。
撮影日 2018.06.17: 群馬県
根茎は太く肥厚木質化し、分枝する。茎は細くて伏毛があり、
高さ10〜30㎝。
根出葉は葉柄があり、3-5個の小葉。
葉は普通3小葉(稀に小葉5枚の奇数羽状複葉)で下の葉
2枚は少し小さく、小葉は質が固く長さ2.5~5㎝の菱状卵形で、
先端は尖り基部楔形で縁に少数の尖った粗い鋸歯が有り、
裏面粉白色を帯び伏毛が付く。
花期 6〜7月、茎先で枝を分け黄色の花を集散花序に付ける。
萼は5個、狭卵形で鋭くとがり、副萼片も5個あって萼片と
ほぼ同形であるがやや狭い。花弁も5個あり、倒卵形で、
先端がへこむ。雄蕊は多数あり、葯は黄色で卵形。
花床に白い長毛が密生する。
果実は卵形で平滑になる痩果で基部に縮れた長毛がある。
高さ10〜30㎝。
根出葉は葉柄があり、3-5個の小葉。
葉は普通3小葉(稀に小葉5枚の奇数羽状複葉)で下の葉
2枚は少し小さく、小葉は質が固く長さ2.5~5㎝の菱状卵形で、
先端は尖り基部楔形で縁に少数の尖った粗い鋸歯が有り、
裏面粉白色を帯び伏毛が付く。
花期 6〜7月、茎先で枝を分け黄色の花を集散花序に付ける。
萼は5個、狭卵形で鋭くとがり、副萼片も5個あって萼片と
ほぼ同形であるがやや狭い。花弁も5個あり、倒卵形で、
先端がへこむ。雄蕊は多数あり、葯は黄色で卵形。
花床に白い長毛が密生する。
果実は卵形で平滑になる痩果で基部に縮れた長毛がある。
名の由来は、岩場に咲き、鮮黄色の花を、金色の梅の花に
見立てたといいます。
見立てたといいます。
トチバニンジン(栃葉人参)
<学名:Panax japonicus (T.Nees) C.A.Mey.>
ウコギ科 トチバニンジン属 多年草
<学名:Panax japonicus (T.Nees) C.A.Mey.>
ウコギ科 トチバニンジン属 多年草
北海道本州四国九州に分布し、山地の林内にやや稀に自生する。
半日陰で腐植に富む膨軟土を好む。
半日陰で腐植に富む膨軟土を好む。
撮影日 2018.07.15: 長野県
外形はオタネニンジンに似ており、根茎はオタネニンジンとは
異なり、竹節状の結節があり横に走る。
異なり、竹節状の結節があり横に走る。
茎は根茎の先端から1本だけ直立して、高さは50–80 cmほど。
葉は長柄のある5小葉で構成される掌状複葉で、
茎の頂部に3–5枚輪生する。葉縁には細かい鋸歯がある。
葉は長柄のある5小葉で構成される掌状複葉で、
茎の頂部に3–5枚輪生する。葉縁には細かい鋸歯がある。
花期は6–8月、茎頂の葉の集まり部分から長柄を出し、
その先端に散状花序をつけ、球状に淡黄緑色の小さい花を
多数つける。
その先端に散状花序をつけ、球状に淡黄緑色の小さい花を
多数つける。
花は終わって実になっています。
秋に赤い果実をつける。
名の由来は、葉の形状がトチノキに似ることから。
節くれ立った根茎の形状が竹の根茎に似るところから、
別名チクセツニンジン(竹節人参)ともよばれる。
根茎は、竹節人参または竹節三七とよばれる生薬で、
解熱、去痰、咳、吐血、打撲、健胃薬として利用される。
解熱、去痰、咳、吐血、打撲、健胃薬として利用される。
クルマユリ(車百合)
<学名:Lilium medeoloides A.Gray>
ユリ科 ユリ属 多年草
<学名:Lilium medeoloides A.Gray>
ユリ科 ユリ属 多年草
北海道や本州の中部以北と大台ヶ原山と四国の剣山の
高山帯から亜高山帯の草原に分布している。
高山帯から亜高山帯の草原に分布している。
直径約2cmの白色球形の鱗茎があり、茎の高さは30~100 cm。
葉が茎の中央部で6-15枚輪生し、その上部に3-4枚まばらにつく。
葉が茎の中央部で6-15枚輪生し、その上部に3-4枚まばらにつく。
撮影日 2018.07.15: 長野県
栽培目的の採集、シカによる食害などが要因で
減少傾向の地域があります。
ここは崖の途中でどちらの被害に遭いませんが土が少ない
ためか小さかったです。
減少傾向の地域があります。
ここは崖の途中でどちらの被害に遭いませんが土が少ない
ためか小さかったです。
和名は、茎に輪生する葉を車輪にたとえたもの。