野苺 木苺 と呼ばれるものです。
いくつか熟れてきていたので撮ってきました。
いくつか熟れてきていたので撮ってきました。
木苺の代表
モミジイチゴ(紅葉苺)
<学名:Rubus palmatus var. coptophyllus>
バラ科キイチゴ属
バラ科キイチゴ属
撮影日 2015.03.22: 群馬県
近畿以西に分布するナガバモミジイチゴ< Rubus palmatus> の変種で
東日本に分布。
東日本に分布。
花は4~5月、白い5弁花を、下向きに枝先につける。
花は細い柄で、葉陰に咲く。
葉がもみじに似ているので紅葉苺と呼ばれます。
また、黄色い実をつけるため黄苺の別名があります。
もちろん果実は食用になるんです。
また、黄色い実をつけるため黄苺の別名があります。
もちろん果実は食用になるんです。
果実は黄色い粒粒でできています。
もう一つ木苺
高さ20~60cmと低く、草のように見えるので、草苺と呼ばれるが、
木本です。
葉は3小葉、5小葉の奇数羽状複葉
花期は3-4月。花は白色で、5弁花。
果実は大きくて赤く熟し、食用となる。酸味は少なく、甘い。
木本です。
葉は3小葉、5小葉の奇数羽状複葉
花期は3-4月。花は白色で、5弁花。
果実は大きくて赤く熟し、食用となる。酸味は少なく、甘い。
果実は赤い粒粒でできています。
別名、ワセイチゴ(早稲苺)。
最後は
ヘビイチゴ(蛇苺)
ヘビイチゴ(蛇苺)
<学名:Potentilla hebiichigo>
匍匐茎を出して地面を這って伸びる。
葉は三出複葉、楕円形の小葉には細かい鋸歯があり深緑色。
花期は4月から6月、葉のわきに黄色い花を付ける。花は直径1.5cmほどで、
花弁の数は5枚。
花後、花床が膨らんで光沢のない薄紅色の花床となる。
果実の表面には多数の粒粒(痩果)が付き、赤色で球形、
イチゴに多少似ている。
毒はないが、あまり味がしないため食用には好まれない。(おいしくないので
)
葉は三出複葉、楕円形の小葉には細かい鋸歯があり深緑色。
花期は4月から6月、葉のわきに黄色い花を付ける。花は直径1.5cmほどで、
花弁の数は5枚。
花後、花床が膨らんで光沢のない薄紅色の花床となる。
果実の表面には多数の粒粒(痩果)が付き、赤色で球形、
イチゴに多少似ている。
毒はないが、あまり味がしないため食用には好まれない。(おいしくないので
)
実を比べると
木苺は粒粒の集まりでできているのに対して
蛇イチゴは膨らんだ光沢のない薄紅色の花床の上に細かい粒粒(粒粒の一つ一つが果実です。)が付いています。
木苺の仲間と蛇苺の仲間では実の作りがまったく違っています。