オオジシバリ(大地縛り)
<学名:Ixeris japonica>
キク科 ニガナ属 多年草
キク科 ニガナ属 多年草
日本全土のやや湿り気のある道ばたや、水田の畔などに
ごくふつうに見られる。
茎を切ると乳白色の汁(乳液はゴムの成分を含み手に付くとベタベタする)が出て、なめると苦いことから
別名をツルニガナという。
別名をツルニガナという。
撮影日2015.11.29: 群馬県
茎はやや赤味を帯び、地を這って、節から根を出して長く伸びる。
葉は地面から立ち上がり、長さ6~20cm、幅1.5~3cmの
倒披針形~へら状楕円形で、下部が羽状に切れ込むこともある。
基部は次第に狭まり葉柄に続く。
花期は4~5月。花茎は高さ約20cmになり、直径2.5~3cmの
黄色の頭花を2~3個つける。
黄色の頭花を2~3個つける。
撮影日2015.11.15: 群馬県
春に咲く花のはずですがたくさん咲いていました。
他の花の花粉がもらえないと、花柱の先はクルリと巻いて、
同花受粉する。
舌状花の先は5つの歯があり、5枚の花弁が合生したことを示す。
(タンポポ亜科の特徴)
綿毛になったものも見られました。
ちょっとピンボケで分かりにくいですががタンポポに似た綿毛です。
同属によく似たイワニガナがある。
イワニガナはジシバリと呼ばれ葉が円形~楕円形
ジシバリの名の由来は「地面を縛る」ということからきている。
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