ウスゲタマブキ(薄毛玉蕗)
<学名:Parasenecio farfarifolius (Siebold et Zucc.) H.Koyama
var. farfarifolius>
キク科 コウモリソウ属 多年草
<学名:Parasenecio farfarifolius (Siebold et Zucc.) H.Koyama
var. farfarifolius>
キク科 コウモリソウ属 多年草
本州(関東地方以西)、四国、九州のスギ林など湿った
林内、林縁の木陰に生育する多年草。
林内、林縁の木陰に生育する多年草。
撮影日 2017.10.1: 群馬県
高さ50~140cm、若いときにはくも毛がある。
葉腋にムカゴを付けるという変わった特徴を持っています。
葉腋にムカゴを付けるという変わった特徴を持っています。
葉は互生、長さ13~21㎝、幅13~21㎝の三角状心形、
長い葉柄がある。
表面に粗い毛を散生し、裏面に薄くくも毛がある。
長い葉柄がある。
表面に粗い毛を散生し、裏面に薄くくも毛がある。
花期8月~10月。花は頭花で、茎の上部に円錐状に
多数つく。総苞は長さ9~10mm、総苞片は5個で白色。
長さ1cmほどの頭花には両性の黄色の筒状花(管状花)が
5~6個つく。(ふつう花びらにみえる「舌状花」は
ありません。)
多数つく。総苞は長さ9~10mm、総苞片は5個で白色。
長さ1cmほどの頭花には両性の黄色の筒状花(管状花)が
5~6個つく。(ふつう花びらにみえる「舌状花」は
ありません。)
痩果は長さ約6.5㎜、円柱形。長さ約8㎜ぐらいの白い
冠毛がある。
冠毛がある。
葉の裏面のクモ毛が、関東地方以北の本州と北海道に
分布する変種のタマブキよりも薄いので、薄毛(ウスゲ)
葉をフキに見立てて珠(たま)状の珠芽(ムカゴ)が付く
蕗の意味。
分かりません。
とても小っちゃいので食べるには向きませんし…