物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ハナタデ ~2018~

2018-11-02 18:00:00 | タデ科
蓼の仲間-4
やや湿った林縁などで普通に見られる蓼です


ハナタデ(花蓼)
<学名:Persicaria posumbu (Buch.-Ham. ex D.Don) H.Gross>
タデ科 イヌタデ属 一年草


別名ヤブタデとも呼ばれ、日本全土の山野の林内や林縁などの
やや湿ったところに普通。

撮影日 2018.10.14: 群馬県
葉は互生し長さ3~9㎝、卵形~長卵形で、先は急に細くなり
尾状にとがる。中央部に普通、黒い班紋があるものが多い。

托葉鞘は長さ3~8㎜の筒形で縁毛は托葉鞘と同長程度又はやや長い。

花期は8~10月。

花序は長さ5~10㎝、細長く、直立し、白色~淡紅色の小さな花を
まばらにつける。小苞の先はやや長い毛状になる。





花蓼の名は、まばらにつける美しいピンク色の花からついた。



ナンテンハギ ~2018花~

2018-11-02 08:41:18 | マメ科
草むらの中で花だけが目立っていました。
葉はボロボロでしたので今回は花だけを‥‥


ナンテンハギ(南天萩)
<学名:Vicia unijuga A.Braun>
マメ科 ソラマメ属 多年草



「ハギ」の名はありますが、ハギの仲間(ハギ属)ではなく、
ソラマメの仲間(ソラマメ属:クサフジの仲間)です。


花期は6~10月


撮影日 2018.10.28: 群馬県
蝶形花を短めの花序に10個ほど密につける。

花は総状に集まってつき、紅紫色で長さ約1.5cm。

苞は線形、長さ約1 ㎜、開花前に落ちる早落性。

花冠は長さ約1.5㎝、青紫色~紅紫色、まれに白色。

旗弁は中間で縮みバイオリン形、長さ11~15㎜。

翼弁は竜骨弁より長く、長さ13~14㎜。



豆果は長さ約3cmで、種子は3~7個。






葉がナンテンの葉に似ていることから、南天萩の名になった。