コナスビ(小茄子)
<学名:Lysimachia japonica Thunb.>
サクラソウ科 オカトラノオ属 多年草
日本全土の田の畦や林の中等少し湿り気のある場所に生える多年草。
茎には軟毛があり、地面をはって四方に広がる。
葉は対生し、長さ1~2.5cm、幅1~2cmの広卵形で先は短くとがる。
撮影日 2016.6.26: 群馬県
花期は5~6月、葉腋に直径5~7mmの小さな黄色の花を1個ずつつける。
花冠は深く5裂して平開する。
合弁花であるが花びらが五つに深く切れ込んでいるて離弁花のように
合弁花であるが花びらが五つに深く切れ込んでいるて離弁花のように
見える。
おや~ この花は花びら1枚多いですね。ふつうは5つに切れ込んでいるものですが…
オカトラノオの花と比べてみましょう。
オカトラノオは穂状になって咲きますが1つ1つの花の作りは同じようです。
オカトラノオ 撮影日 2016.6.26: 群馬県
花後、小さな丸い実をつけるが、この果実がナスビ(茄子)に似ている
とされコナスビ(小茄子)の名が付いた。