ハクサンフウロ(白山風露)
<学名:Geranium yesoemse var. nipponicum>
フウロソウ科 フウロソウ属 多年草
<学名:Geranium yesoemse var. nipponicum>
フウロソウ科 フウロソウ属 多年草
本州中部(東北地方~中部地方(伊吹山まで))の亜高山から高山帯の
草原に生育する多年草。
母種とされるエゾフウロ(蝦夷風露、学名:Geranium yesoemse)の変種
分布が広く変異が大きい。
草原に生育する多年草。
母種とされるエゾフウロ(蝦夷風露、学名:Geranium yesoemse)の変種
分布が広く変異が大きい。
撮影日 2015.07.19: 群馬県
高さは30-80cm程度。葉は長さ4~8㎝、幅5~10㎝、掌状に深裂する。
花期は7~8月。花は直径2.5~3㎝。花弁は5個、淡紅色~紅紫色、
濃色の脈があり、花弁の基部に白毛が密生する。
濃色の脈があり、花弁の基部に白毛が密生する。
花色はピンク色だが、花によって濃淡に差がある。
咲いたばかりの時には雌しべの柱頭は開かず、雄しべが花の中心で
アクセントとなっている。その後、雄しべの葯が脱落し、雌しべの柱頭が開いてくる。
雄性先熟花である。