イワナシ (岩梨)
<学名:Epigaea asiatica Maxim.>
ツツジ科イワナシ属
ツツジ科イワナシ属
日本固有種。
北海道西南部~本州の日本海側、山地から亜高山帯の林縁に分布しています。
茎は赤褐色の粗い毛を持ち、地上を這って広がり、長さは10-25cmぐらい。
葉は短い柄があって互生し、やや革質。葉の形は卵形で先端は尖り、
長さ4~10cm、幅2~4cm程度、縁には褐色の粗い毛が生えています。
この花を見るのが目的のひとつでした。たくさん咲いていました。
撮影日 2015.05.17: 群馬県
花期は5月~7月上旬。
萼は深く5裂、花冠をつける。花冠は先端が5裂し広がる。
雄蕊は10本。
雄蕊は10本。
果実は緑色から赤褐色の果皮に包まれ、径1cmの扁球形の果、
ナシのような甘味があり、食用になる。
ナシのような甘味があり、食用になる。
和名の岩梨とは、岩場に生え、梨のような味のする実をつける事からそう呼ばれるようです。