ベニバナイチヤクソウ ＜Pyrola incarnata Fischer ＞

　野反で見た　ベニバナイチヤクソウ　です。

ベニバナイチヤクソウは群落を作っていることが多い植物です。

ここでもたくさん群生していました。

柄の付いた丸い葉の間から２０ｃｍぐらいになる花茎を出して紅色の花をつけます。

綺麗な花を下向きに多数つけます。

雌しべがくるっと丸まっていて独特の形をしています。

ヒレアザミ < Carduus crispus L. >

もう一月ぐらい前になりますが長野で見た　ヒレアザミ　です。

群馬でも見られる帰化植物ですが一秋はまだ県内では見ていません。

茎にトゲトゲの翼(ひれ)があるのでヒレアザミというのですがアザミの名が付いていますが

アザミ属ではなくヒレアザミ属として別属とされます。

かわいいピンクの花です。

 

 

ヤワタソウ <Peltoboykinia tellimoides (Maxim.) Hara>

別名   オトメソウ  

 中部地方以北の山地の、やや湿ったようなところに生える多年草。

一秋の地元の山では意外とたくさん見ることができます。

葉は円くて掌状に浅い切れ込みが有ります。大きいものでは直径２０ｃｍぐらいにもなります。

白い5弁花を多数横向きに付けます。

群馬県ＲＤＢでは希少種（県内では個体数が少なく分布の限られている種に
指定されているようです。