毎年5年生が1クラスずつ20枚の育苗箱を作るのですが、米づくり応援隊が指導しやすいように2列に並べ、向かい合って種を蒔きます。ただ5年生は休校中のため参加できませんので、応援隊と保護者で種まきを行いました。
外出自粛をしなければいけないのですが、米づくりの段取りがありますので写真のように1列だけにして、濃厚接触しないように隣との間隔を空けての作業です。児童だと1時間以上かかるのですがそこは作業に慣れた応援隊です。40分で終わりました。
米づくりで重要なのは元気な苗を作ることです。米半作といって、苗がうまくできたらその年の米づくりは半分成功したと言えるのだそうです。それだけに重要な作業です。種まきの前に種籾をすでに10日間水に浸けてあり、昨夜は約30度のお湯に2時間以上つけて発芽を促すようにしてくれていますので、肉眼でも確認できる程度の芽が出ています。
40枚の育苗箱をビニールのトンネルに並べて25度~30度の温度管理を約30日続けて立派な苗に育てます。ビニールを開けたり閉じたりしてトンネル内の温度を調整しますので、この間は旅行などで家を空けることができないのですが、これはお米づくりの先生Aさんにお願いしています。
5月11日に予定している田植えの主役は5年生ですが、休校が解除されていないかも分かりません。人海戦術が必要ですから児童が参加できないときは、応援隊と保護者の有志だけでの手植えは難しいので、機械を借りて植えることも考えています。
外出自粛を気にかけずに作業ができるよう、早くコロナウイルス禍が終息して欲しいものです。