増えている交通事故死

　臼井で積極的に防犯活動をしているUさんから連絡があった。臼井小学校のスクールガードをしていた時に聞こえた救急車と消防車のサイレンが、普段よりも大きく感じたので気になっていた。ヘリコプターが飛んできたことも確認している。

　しかしその時点では下校途中の児童が事故にあったことを知らなかった。しばらくして情報が入ったが、Uさんの担当する地区ではないものの、日頃からスクールガードとして無事故の啓蒙をしていただけに残念がっていた。その夜の防犯パトロールはその話題で持ちきりとなり、暗い気持ちで回ったという。

　児童の住む地区は本来臼井小学校の通学区だが、区域外通学を申請して間野台小学校に通っていたと言う。これは小竹小学校区にもあることで、ユーカリが丘3丁目は本来志津小学校区だが国道296を渡ることによる危険度が高いためか通学路は長くなっても、教育委員会に申請して小竹小に通う児童の方が多い。

　亡くなった児童が臼井小学校ではなく間野台小学校を選んだのは、臼井小学校の場合は京成電鉄の踏み切りを渡らなければならないので避けたのかも分からない。これが運命なのだろう。それにしても児童は救急車でさっきまで勉強していた間野台小学校に運ばれ、救急ヘリに乗り換えている。

　今日の午後地区社協の会議があったので、出席していた小竹小学校の教頭とPTA会長に事故の話をしたが知らなかった。知っていると決め付けず話題にすることが大切だ。私たちもメーン通りは見守りをするが、児童がメーン通りを離れて住宅地に入ると目が届かない。

　それにしても今年は事故が多い。4月末現在で佐倉署管内の交通事故死は6名、昨年は2名だったから3倍になってしまった。県下でも6月7日現在73名が亡くなっている。これは前年度より13名も多い。このため千葉県は全国のワースト3位になってしまった。なぜだろう？