NHKBSで放送中の連続テレビ小説「まんぷく」もいよいよ最終周を迎えます。モデルになった日清食品の安藤百福さん(物語では萬平さん)は発明家と言われるように、次々と新しいアイデアを考え出します。楽観的で前向きな奥さんの協力も得て、厳しい条件にぶち当たっても諦めないのです。
前半は塩づくり、健康(栄養)食品づくりで進駐軍に逮捕されるなど波乱の人生でしたが後半は即席ラーメンを作り出した物語です。今では世界中で製造販売されている当たり前の即席めんですが、誰も思いつかない商品だったので苦労します。しかし絶対にあきらめない性格が成功に結び付いたのです。
今週の放送ではカップヌードルの開発を進めていますが、その基本は諦めずに絶対にできる、方法はある筈だと信じる精神です。そして出来上がった製品の特許を公開したことが、業界の発展に結びついたのでしょう。
最近はカップ麺を食べることはありませんが、水とカセットコンロがあれば暖かい食事ができますので、災害用の備蓄には加えてあります。最近はさらに進化して水も加えずにコンロと鍋があれば暖かいラーメンを食べられる商品があります。
価格が300円前後と高いことと冷凍食品なので災害用に備蓄には向きませんが、よく考えたものと感心します。日清食品の製品ではありませんが私も食べてみました。具材も入っていて、麵もインスタント物よりも美味しくなっています。6分ほどで水を加えずにスープ麺を作るなど、私には絶対考えられません。