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震災の津波、宮古で38・9m…明治三陸上回る!

2011-04-16 13:20:45 | 東日本大震災の情報
午後からカミナリ、強い雨が・・・・!

宮古の津波遡上38.9メートル 明治三陸超える  
 東日本大震災の大津波で、陸地の斜面を駆け上がった津波の高さ「遡上(そじょう)高」が、宮古市・姉吉地区で明治三陸津波の最大値を上回る38・9メートルだったことが東京海洋大の調査で分かった。リアス式海岸特有の地形により、波が増幅。県内各地に大規模な被害をもたらした津波は、国内観測史上最大だったことが確認された。 

 同大の岡安章夫教授(海岸工学)が13日、宮古市の姉吉地区を調査。海岸線から400~450メートル離れた崖で、津波で倒れた木の痕跡を調べたところ、38・9メートルだった。

 同地区は重茂半島の南に位置し、湾奥に向かって狭くなるV字形地形。津波が勢いを保ったまま、急斜面にぶつかり高さを増したとみられる。 

 岡安教授は「平地が短く、波が勢いを持ったまま一気に駆け上がったのではないか。明治三陸級の大きさだったことがあらためて示された」と分析する。

 姉吉地区を流れる川の上流で、津波により海岸から流されたとみられる材木などが見つかっており、さらに高い位置まで海水が上がった可能性もあるという。

 日本被害津波総覧第二版によると、明治三陸地震(1896年)津波の遡上高は、最高値が大船渡市三陸町綾里の38・2メートル。観測史上では国内最高記録とされてきた。

 土木学会海岸工学委員会などで構成する東北地方太平洋沖地震津波合同調査グループは、3月から被災地を調査。

 湾奥が狭くなるリアス式海岸では、遡上高が30メートルを超えた。宮古市・田老地区で37・9メートル、大船渡市三陸町綾里は30・1メートル、田野畑村・島越でも27・6メートルを観測。

 また、低地に広がる陸前高田市高田町は18・9メートル、大槌町の役場近くは11・8メートルに上り、市街地に大きな被害をもたらした。
(2011/04/16 岩手日報)

 
改めて「津波」の凄さ、脅威を見せつけるような遡上高の高さだ。
ほとんどハード面の整備は役に立たない事なのか?
今後は、できるだけ高台に住居を建設していくように、「街づくり」を進めてほしいと願う
先祖代々、昔からその土地に定住した方には思い入れや事情があると思う。十分な話し合いは大切だ。その上で決断が必要だ。次世代に禍根を残さないような復興が望まれる。難しい選択を迫られる時が近づいている。


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2 コメント

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添付しました (福まね)
2011-04-16 22:41:13
木村さん。
お世話になりました。
色々なことを考えました。力が湧いてきました。
返信する
Unknown (きむら社会福祉士事務所)
2011-04-17 12:34:30
斎藤(福まね)様へ

この度は忙しい中、来宮いただきありがとうございました。
こちらこそ勇気づけられました。

また、ブログの趣旨にご協力頂き感謝です。

次に会える時には少しでも良い結果が報告できるように頑張ります。
今後とも宜しくお願いします。
返信する

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