東北六魂祭26日~27日開催~盛岡~
復興担う人材育成へ特別講義
きょうから全国の大学教員が指導
岩手大など県内5大学でつくる「いわて高等教育コンソーシアム」は12日から、東日本大震災からの復興を担う人材育成のための特別講義を行う。
5~8月は「ボランティアとリーダーシップ」、10~12月は「危機管理と復興」をテーマに、名古屋大など全国の大学教員が指導する。
同コンソーシアムは、岩手大、県立大、岩手医科大、富士大、盛岡大が単位互換や共通講座を通じ、教育力の向上を目指して2008年度に結成。本県の文化や産業を総合的に学ぶ「岩手学」などを開講してきたが、震災後は復興に重点を置き、11年度は被災地の児童や生徒に対する学習支援などのボランティア活動を行った。
特別講義は盛岡駅西口のアイーナや岩手大で土曜に開講。復興にあたる人材育成の中核プランに位置づけられ、コンソーシアムを構成する5大学の学生37人が履修する予定だ。コンソーシアムの呼びかけに、13大学の教員が応じ、13年度以降も担当する予定だ。
コーディネート役を務める岩手大の後藤尚人教授は、「リーダーシップ論や危機管理などを体系的に学ぶことができる機会は大都市圏でも多くない。復興を担う人材の育成を加速させたい」と話している。
(2012年5月12日 読売新聞)
東日本大震災の風化が心配され中、復興にあたる人材育成は急務の課題だ。
県内5大学の学生37人が履修するという。少ないような気もする。
沿岸地区には大学がないわけで、大震災や大津波に対する内陸部との温度差も考えるとやむを得ない状況である。人材育成には時間もかかるし、学びがどう生かされるか。
やってみなければわからない側面もあるのではないか。
しかし、関係者のご努力でスタートしたことは素晴らしい。
復興担う人材育成へ特別講義
きょうから全国の大学教員が指導
岩手大など県内5大学でつくる「いわて高等教育コンソーシアム」は12日から、東日本大震災からの復興を担う人材育成のための特別講義を行う。
5~8月は「ボランティアとリーダーシップ」、10~12月は「危機管理と復興」をテーマに、名古屋大など全国の大学教員が指導する。
同コンソーシアムは、岩手大、県立大、岩手医科大、富士大、盛岡大が単位互換や共通講座を通じ、教育力の向上を目指して2008年度に結成。本県の文化や産業を総合的に学ぶ「岩手学」などを開講してきたが、震災後は復興に重点を置き、11年度は被災地の児童や生徒に対する学習支援などのボランティア活動を行った。
特別講義は盛岡駅西口のアイーナや岩手大で土曜に開講。復興にあたる人材育成の中核プランに位置づけられ、コンソーシアムを構成する5大学の学生37人が履修する予定だ。コンソーシアムの呼びかけに、13大学の教員が応じ、13年度以降も担当する予定だ。
コーディネート役を務める岩手大の後藤尚人教授は、「リーダーシップ論や危機管理などを体系的に学ぶことができる機会は大都市圏でも多くない。復興を担う人材の育成を加速させたい」と話している。
(2012年5月12日 読売新聞)
東日本大震災の風化が心配され中、復興にあたる人材育成は急務の課題だ。
県内5大学の学生37人が履修するという。少ないような気もする。
沿岸地区には大学がないわけで、大震災や大津波に対する内陸部との温度差も考えるとやむを得ない状況である。人材育成には時間もかかるし、学びがどう生かされるか。
やってみなければわからない側面もあるのではないか。
しかし、関係者のご努力でスタートしたことは素晴らしい。