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間仕切りでプライバシー 避難所に設置~着替え、介護しやすく~!

2011-04-17 13:02:24 | 東日本大震災の情報
旧友からの電話は嬉しい勇気の源だ

間仕切りでプライバシー 避難所に設置~着替え、介護しやすく~
 仕切りができた避難所で、休憩する家族(岩泉町で)  避難所生活が1か月を超え、住民たちのプライバシー確保の動きが進んでいる。間仕切りを設置した結果、女性を中心に歓迎の声が上がる一方、せっかく芽生えた仲間意識が薄れてしまうと心配する声も出始めた。

 岩泉町の町民会館で8日、避難民約40人が身を寄せる会議室に、秋田県職員らが合板(縦1メートル80センチ、横90センチ)を持ち込んだ。くつろげるよう、1人当たりのスペースは3畳分に設定した。

 避難所の女性約20人のうちの1人、同町小本の臨時職員金沢樹里さん(25)は「着替えはトイレに行ったり、人がいない時間を見計らってやっていた。これでやりやすくなる」と安心した表情を浮かべた。

 約140人が生活する宮古市の宮古小学校でも今月初旬、保健師から「お年寄りが体をふくスペースがほしい」との相談を受け、教職員たちが体育館の更衣室と医務室に、断熱パネルやカーテンで個室を作った。

 一方で、1か月を超す共同生活で連帯意識も芽生えている。
宮古小の体育館では、お年寄りが具合を悪くしていることに、隣の住民が気づき、すぐに手当てできたケースもあった。川上良治副校長は「個人空間も大切だが、それがないからこそ助かったこともある。難しい問題」と話す。(2011年4月17日 読売新聞)

今回の大震災で予想を超えた様々な事がおき、その対応に苦慮している状況は続く。
想定されたマニュアルや規則・規定は効果を発揮したのか?検証する必要がある
いつも課題となる「プライバシー確保」に関する問題もその1つだ。
避難所でプライバシーってあるのか?どうやって確保できるのか?皆さんの合意をどう取り付けるのか?・・・・考えさせられ事が多い。
生か死か・・・。地震、津波を体験し、これは人の尊厳にかかわる重要課題だ。
この大震災を契機に基本的なところから検討していきたいものだ。
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