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東日本大震災:被災者の話、聴き上手になろう 宮古で講習会 /岩手!

2012-04-02 10:42:06 | 東日本大震災の情報
中村(西)1号杉内(巨)1勝、新垣(ソ)1勝、三浦(D)1勝

東日本大震災:被災者の話、聴き上手になろう 宮古で講習会 /岩手

 (1)相手の目を見て相づちを。
 (2)話しやすい雰囲気をつくる。
 (3)感情表現部分を繰り返す。

 震災被災者から話を聴いてあげることで自分も楽になる聴き上手になるための講習会が31日、宮古市であった。
地元のNPO法人「ふれあいステーション・あい」は受講者などの協力を得て4月から被災者らのための「お話会」を開催する。

 掛け替えのない家族を失うなど過酷な震災体験をした被災者が誰にも悩みを打ち明けられず、ますます心を病む傾向が指摘されている。
被災しなくても被災した話を聞いて落ち込む人も少なくない。
NPO法人・市民福祉団体全国協議会(市民協・東京)が主催し、「あい」が実施団体となって開いた。

 宮古市や山田町の仮設住宅などに住む31人が参加。
市民協の古賀久恵さんが講師となり、聴き上手になるためのテクニックを伝授。
聴き役、話し役に分かれての練習もした。

聴き上手になる主な点は
(1)相手の目を見つめ、相づちを打って話を聴く。
(2)座る位置など話しやすい雰囲気をつくる。
(3)「大変だったですね」などと相手の感情表現部分を同じ言葉で繰り返す--など。
注意する点は
(1)話をさえぎらない
(2)助言や指導はしない
(3)話し手を否定しない--などで、真剣に聴いてくれていると受け取ってもらうのが大事だという。

 夫の両親を津波で失った山田町の堀合京子さんは「仮設には談話室があるので、同じ仮設の人たちの話を聴いてあげることで自分の気持ちも楽になれば」と聴き方を学んだ。
「あい」理事長の佐々木りほ子さんも「お話会で、被災地の一日も早い自立を目指したい」と話した。

 お話会には震災後に遠野市に移って支援活動を続ける古賀さんや、障害児の支援団体NPO法人・紫波さぷり(紫波町)も協力。
月に2回、宮古市保久田の「あい」で開かれる。
(毎日新聞 2012年4月1日 地方版)

「お話会」で”聞き上手”になることも大切だ。そうした趣旨で月2回「あい」主催で開催されるという。とてもタイムリーな企画だ
「家族を失うなど過酷な震災体験をした被災者が誰にも悩みを打ち明けられず、ますます心を病む傾向が指摘されている。」
「被災しなくても被災した話を聞いて落ち込む人も少なくない。」
一人ひとりの体験が違うわけで、それぞれの話に対応して平静を保つには大変な”技術”が必要だと構えてしまう。
頭では分かっているつもりで軽々に対処している事がある。反省だ
常に基本に立ち返りながらすすめていきたい。
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