夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

成年後見人と悩み・・・住所って?

2009-07-11 10:18:51 | 成年後見制度ってなに?
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成年後見人としての悩み事もある
職業!ビジネス!とはいえ、第三者であるので単純には割り切れない事案がたくさん出てくる。
例えば、居住地=住所である。ホームレスの問題や生活保護受給の場合の住所はどうするの?・・・などでクローズアップされたが、今般の「定額給付金」でも大きな問題であり、再認識させられた
しかし、一般的には、住所があることは当たり前、普通の事なので、余り話題にもならないし関心ない方が多い。
福祉・介護・医療のサービスを受けている方、家族との関係が希薄な方、一人暮らしの老人、障害者の方々、DV被害を受けている方にとって大変深刻な問題である。
施設から病院へ移る場合、施設からグループホーム等へ移る場合。自宅から施設へ、そして病院へ移る場合・・・・。誰かお身内の方が世話してくれれば良いが、誰もいない場合には、将来、その方が受ける福祉・介護サービスの恩恵はどうなるのか。はなはだ心配である。
すでに帰る自宅は無く、親・兄弟、親戚もなく、住所はあっても実態が無い場合にはどうなるのか。誰が立証するのか。真に心配だけが増幅される昨今である。核家族化、高齢化、市町村合併、負の規制緩和が招いた現象である。
「措置」の時代は、キチンと情報収集し、身元引受人を職権で調べ、その上で行政処分を執行した。到底気の利いたサービス?では無かったが、それなりの意義はあった。反面、そのために今も直、悩んでいる方々もいるのだ。
2000年4月から介護保険制度となり契約制度がすすむに従い、自己責任、自己決定といって、行政も介護・福祉事業所もガラリと態度が変わった。個人の尊厳が大切なのだから、措置であろうが契約であろうが、対応は同じ理念に立たなくてはいけない。それがどうも上手く機能していないような気がする。
お互いのご都合による、事なかれ主義が横行して残念である。その1つが住所だ。居場所を基調として、生活観を確保していく取組みが大切である。
先を想定した情報提供も必要である。お互いが想定問答をして万が一にも対処していく方が賢い。知らない事は損するし、ストレスの元になる。
施設利用でやむなく住所を変更した訳?、施設を出て住所を変更する訳?、自宅から施設や又は病院へ住所が移る訳?・・・・。変更し無くてもよい訳?も含めて知りたいものである。
そして、死んだら何処へ行くのか?これも関心がある。
コメント
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