夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

虐待受けた子の心 撮る!

2009-07-08 09:30:08 | 児童福祉に関する日記
中田(中)1勝、真田(横)2勝、斉藤(広)5勝、岸(西)9勝、近藤(オ)4勝、清水(ロ)4勝中村(西)27号入江100背V(夏季ユニバーシアード大会C・ロナルド(ポルトガル)レアル・マドリードへ入団

「虐待受けた子の心 撮る」
 親から虐待を受け、児童養護施設に預けられた子供たちの心の再生を見つめた記録映画「葦牙―あしかび―こどもが拓(ひら)く未来」が完成し、11日から県内3か所で完成披露上映会が開かれる。旧沢内村(現西和賀町)が舞台となった記録映画「いのちの作法」の小池征人監督らが、盛岡市内の施設に4か月近く泊まり込んで撮影を続けた。

 「葦牙」は、葦の若芽のこと。受難の中でも未来を切り開いていく子供たちの生命力の象徴として、タイトルにした。

 撮影が行われたのは、3~18歳の約90人が生活する同市上田の児童養護施設「みちのくみどり学園」。同園は、主に虚弱児が療養するための施設として設立されたが、今は虐待で心の傷を負った子供が7割を占める。

 スタッフは昨年9~12月、学園内に泊まり込み、撮影を続けた。スーパーでの買い物や料理体験で笑顔を見せる子供たちは、ふとしたことで愛情から暴力へ一変する不安定さがある。太鼓作りの共同作業や、自画像ともいえるこけし作り、気持ちを言葉にして発表しあう弁論大会など、学園の多彩な取り組みを通しての子供たちの心の変化を丹念に撮影した。

 虐待を受けた子供は「忘れたいことばかり」と心の内を明かし、子供に手をあげる母親も「自分は大人になりきれていない」と語る。小池監督は「子供や母親たちのインタビューからは、その奥にある育児文化の衰退、家庭の崩壊といった現代の病が見える。『自分たちの世代で虐待を止めたい』という男の子の言葉を聞いてほしい」と話す。

 同学園の藤沢昇園長も「虐待を受けた子供たちは、親と離れた施設で社会的養護を受け、自立を目指して暮らしている。その姿を正しく知ってほしい」と期待を寄せる。

 上映会は、11日に盛岡市、19日に一関市、8月8、9日に北上市でそれぞれ行われる。大人1200円、小中学生500円。問い合わせは制作委員会(0197・67・0714)。(2009年7月7日 読売新聞)

岩手県盛岡市にある児童養護施設「みちのくみどり学園」の実践的な記録である。
子ども達を主人公に”ありのままの生活”を映画化した点からも勇気ある決断といえる
あどけない子供が、親からの虐待を受けて心も体もすさんだ状況から、職員・スタッフの支援を得て立ち直っていく姿を、日常生活の取り組みの中で人と人の「きずな」の大切さを基本にして描写されているという。
是非、観賞したい。そして各地での「上映会」の成功を願っている
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする