夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

ドクターヘリ出動5千回超 16道府県、18病院に配備!

2009-07-25 11:56:52 | 長寿?高齢者医療制度・社会保障関係?

「ドクターヘリ出動5千回超 16道府県、18病院に配備」

 医師を乗せて患者を運ぶドクターヘリの2008年度の出動が全国で計5635回に上り、本格運用が始まった01年度の6倍超になったことが27日、日本航空医療学会の調査で分かった。

 導入した病院は01年度の5病院から増加したものの、16道府県の18病院にとどまっている。費用負担や医師確保が普及の課題となっている。

 調査によると、08年度の出動のうち、現場に急行したのは3752回。施設間搬送が1299回で、ほかは出動したものの引き返したケース。日没時間外や天候不良で出動できなかったケースも604回あった。

 患者は計5182人で、原因別では交通事故や労災などによるけがが約半分に上った。心疾患や脳疾患は27%を占めた。

 最も出動回数が多かったのは日本医科大千葉北総病院の663回で、順天堂大静岡病院が646回、聖隷三方原病院(静岡)の582回が続き、北海道、愛知、岡山、長崎の各病院も400回を超えた。

 01年度から始まった国のドクターヘリ導入促進事業では、1機当たり年間1億7000万円の運用費を国と自治体が補助することになっている。政府は09年度、新たに6機分を加えた予算を確保しており、栃木県などが導入に前向きだ。

 しかし、国は基準となる出動回数を年間240回と想定しており、補助だけでは運用できないのが実情。補助額を超えた分はヘリコプターの運航会社などの負担となる。

 6病院でドクターヘリを運用している朝日航洋(東京)は「赤字だが社会貢献という思いでやっている。補助が増えればありがたい」と話す。
(2009/06/27 【共同通信】)

広大な岩手県においても、ドクターヘリの活躍が期待されている。
問題は経費=お金だ。人の命はお金では買えないはずだ
救える命は医療の手当てをして救済したいものだ。
医師不足や地域公立病院の閉鎖等々”地域医療崩壊”の深刻な問題の中で「ドクターヘリ」はどんな位置づけになるのか?
地域医療の再生・充実が先か?「ドクターへり」の整備・充実が先か?いや、どちらも必要なのか?どうしても国の補助金に頼っているような印象を持つ。岩手県独自のビジョンがほしいものである。
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75歳以上の医療費を無料化 石川県川北町、全国2例目!

2009-07-25 11:32:04 | 長寿?高齢者医療制度・社会保障関係?
花巻東高校優勝春・夏甲子園へ

「75歳以上の医療費を無料化 石川県川北町、全国2例目」
 石川県川北町は14日、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度の医療費自己負担分(原則1割)を、来年1月から町が全額助成し実質無料化することを決めた。町議会が同日、関連条例案と2009年度補正予算案を可決した。厚生労働省によると、後期高齢者の医療費無料化は、4月から開始した東京都日の出町に次ぎ全国2例目。

 同町によると、町民6069人(今月1日現在)のうち約600人が対象となる。補正予算には助成費用やシステム改修費など計2200万円を計上した。09年度分の財源は国の経済対策による臨時交付金を充て、来年4月以降は一般財源で賄う方針という。
 同町は「高齢者の負担を少しでも減らし、暮らしやすい町にしたい」と意義を説明している。
 同町では00年から、15歳以下の医療費無料化も実施されている。
(2009/07/14 【共同通信】)

東京都日の出町につぎ、石川県川北町。勇気ある決断だ
単に”思いつき”による施策ではない。高齢化社会をうまく乗り切るにはお互いに助け合っていく事が大切である。。
行政がこうした英断を示してリードしていく姿勢がまさに生きた政治の有り様ではないか。
「老後を安心して託し、住み慣れた町で暮らしたい」誰もが望む最後の願いである。コトバだけでなく具体的に実行する市町村、行政が増えることと期待したい
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