TAKE SHELTER/11年/米/120分/サスペンス・ドラマ/劇場公開(2012/03/24)
-監督-
ジェフ・ニコルズ
-脚本-
ジェフ・ニコルズ
-出演-
*マイケル・シャノン『ロシアン・ルーレット』・・・カーティス
*ジェシカ・チャステイン『ツリー・オブ・ライフ』・・・サマンサ
*シェー・ウィガム『マチェーテ』・・・デュワート
*ケイティ・ミクソン『ドライブ・アングリー』・・・ナット
*キャシー・ベイカー・・・サラ
<ストーリー>
工事現場で働くカーティスは、妻と耳の不自由な娘との生活に幸せを感じていた。しかしある日突然、大災害の悪夢にうなされるようになり…。
誰も気づかない、
誰も信じない――
この恐怖は
悪夢か、現実か
<感想>
-監督-
ジェフ・ニコルズ
-脚本-
ジェフ・ニコルズ
-出演-
*マイケル・シャノン『ロシアン・ルーレット』・・・カーティス
*ジェシカ・チャステイン『ツリー・オブ・ライフ』・・・サマンサ
*シェー・ウィガム『マチェーテ』・・・デュワート
*ケイティ・ミクソン『ドライブ・アングリー』・・・ナット
*キャシー・ベイカー・・・サラ
<ストーリー>
工事現場で働くカーティスは、妻と耳の不自由な娘との生活に幸せを感じていた。しかしある日突然、大災害の悪夢にうなされるようになり…。
誰も気づかない、
誰も信じない――
この恐怖は
悪夢か、現実か
<感想>
悪夢と妄想と幻覚に囚われた男。
悪夢・・・粘った雨の影響で住民が凶暴化する・・・結果恐怖でオネショ。
妄想・・・天変地異によりこの世が終わる・・・結果シェルター作りに没頭。
幻覚・・・雷鳴が轟き、無数の黒い鳥が空を舞う・・・結果情緒不安定になる。
俺は母親と同じ統合失調症を患ってしまったのだろうか。
いや、これは間違いなく何かが起きる予兆なのだ。
誰が何と言おうとも、嫌な目で見られようとも、己の考えに従い借金してでも
巨大シェルターを作ってやるぜ!!
こうして、妻からも会社の同僚からも近所の住民からも信頼を失い、更に職まで失いながらも男の孤独な戦いは続き、遂には誰にも止められないまま運命の日に備えての避難場所が完成するのであった。
果たして本当に世界の終わりを告げる大災害はやってくるのだろうか。
それとも単なる思い込みに過ぎないのか。
“一歩前に踏み出す勇気”
観る側に‘どうなのよ?’と引き込ませる運命の瞬間=妻に即されて自らシェルターの内側の扉を開け地上の様子を確認するシーンは良い感じの引っ張り加減で、中々の緊張感を齎せてくれます。
現に竜巻は来た。
だがしかし。。。
悔い改め優しく見守ってくれた家族に感謝しつつ、自身の再生をも夢見る男の姿に心温められそのままエンディング。
かと思いきや、否定を肯定にしてしまう恐ろしいオチ!!
晴々とした想いを抱くのは一瞬だけで、終始映画同様曇り空な心持ちで見届けてしまう何とも息苦しい作品でありました。
安心させておいてからの~~~奈落の底へ突き落とし。
求めてはならぬ
ハッピーエンド
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
評価:★★★☆
12/08/01DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2012-08-02
メーカー:松竹ホームビデオ
アイス食べ過ぎて、夜中にたまに腹痛やってます。ハハ…涙
ヒロしゃん、連日、オリンピック観戦してますか~?
マイケル・シャノン!
「BUG/バグ」の時もそうでしたが、
彼は狂信的に思い詰める役がハマってますね。
目がイッちゃっていて怖いです。ガタガタ
観ていてこちらまでも息苦しくなる映画でしたよねぇぇ!
レヴューの映画、全く聞いたこともなく、こちらで今はじめて拝見したのですが、何コレ!面白そう!と興味津々です(笑)
オチで「あぁ><」ってなるのってホラーに多いですが、いい意味で安心しませんか?^^
静かにそのまま終わっても「きっとゾンビのドアップがくる!」とか「背後から勢いよく飛びかかってくる!」とか期待してしまう爪切りです(笑)
一歩前に踏み出す勇気って、もの凄い力量の気持ちですよね。普通やめちゃうし、家族も痛い人を見る目で見てきそうですし…。
映画観てみますね。最近ハズレばっかりでしょんぼり中なので楽しみです♪
ではではまた遊びに来ます^^
先週行った海水浴で足だけ日焼けしてしまったよ。
これ見に行こうか迷いつつ、いつもの如く見なかったのでした。
感想を読んでたらやっぱり見れば良かったと思った。最近私の勘はアテにならない。
チックショー
毎夜オリンピック鑑賞なもんで、返コメが遅れているヒロ之です
私はスイカ食べ過ぎて腹壊してますアハハ。
マイケル・シャノンはこういう追い詰められた役をさせたら上手いですよね~。
あの目ね。
うん、怖いです
良心的な人間の役をやらせても余り似合わない役者さんですよね。
日本で言うヤクザ役専門みたいな感じでしょうか。
地味に劇場公開されたんでしょうかね。
CMも観なかったような気がします。
私も、映画雑誌のあらすじ読んで気になったので借りてみました。
あ、私もそうですねぇ。
特にホラー映画系では最後に何か起きるんじゃないかと身構えてしまうものはあります。
すんなりと終わる映画も良いですが、個人的には突き落とされるような終わり方をする映画の方が好みです。
それの方が作品としての印象が凄く残りますからね。
この作品の中でも前へ踏み出す勇気という部分は良い感じのドキドキ感にも繋がっていてググッと展開に入り込んでしまいました。
内容的には大きな盛り上がりも無いどちらかと言えば地味で暗いものですが、終盤辺りは見応えあると思います。
また遊びに来て下さいね~^^
足だけ日焼けって(笑)。
てか海行ってるね~姐さん!
オイラも行きたいよ~海!!
うん、これは意外と面白く観れました。
またDVDで借りて見て下さいまし。
姐さんは『ムカデ人間2』観に行ってますやん。
あれを劇場で観ちゃう姐さんは流石やねぇと私は思うのですよ
すっかりこの世界観にはいりこんでいた証拠でしょうか
ラストの解釈に悩みましたが、あれは「予兆」なのかそれとも「現実」なのか。
どちらにせよ、妻サマンサの言葉「わかってるわ」の言葉通り、この家族がひとつになれる瞬間だったでしょう
地味で淡々としたお話でしたが、なかなか面白かったです
そうでしょうね。
おもいっきり世界観に入り込んでいた為でしょう。
私はあのラストは誰にも信じてもらえなかった事が本当になってしまったと捉えましたから、かなりゾッとしましたよ。
見せ方が良かったのか見応えある作品でした。
地味ですよね...あと時間も長いし。
個人的にはこの狂気ギリギリな感じは嫌いではないですが
スカッとする作品ではないですし
なかなか一般受けはしなさそうな感じでした。
コメント有難うございます。
後味が悪い作品ではありますね。
自分、こういうのは割りと好きなので結構楽しめました。
ただ仰るとおり、地味な展開なので観る人を選ぶ作品ではありますね。