
著者 :鶴川かきお
出版社:光文社
ストーリー概要:
寄生虫を感染源とする世界的なゾンビパニックから10年が経った日本。ゾンビから生まれたコウとユキの二人は地獄と化した地上を旅し、ゾンビを人間に戻すことができる「金の林檎」を探していた。しかし旅の途中、正体不明のドロイドやゾンビを敵視する人類の生き残りに遭遇し――。
ゾンビものは映画ではZ級含めたら数多く存在し作られているけど、漫画ではそんなに見かけない様な??
俺自身もゾンビ漫画は久しぶりに読む気がする。
主人公達は人間とゾンビとの間に生まれた子供。
なのでゾンビが蔓延る世界でもゾンビに怯える事なく自給自足しながら健気に生きている。
そうゾンビの子なので、ゾンビからは襲われないんですよね。
逆にゾンビを仲間にしたりと、この辺の構成は今までになかったものでしょう。
代わりにドロイドや人間の脅威によって危険な目に晒される事が多く、サバイバル戦に長けている主人公でさえも戦況に負い目を抱く場合も。
仲間としては喋れない(手話で会話)妹と、旅の途中で出会った同じくゾンビの子である少女を合わせて3人。
1巻からして次々と3人に対し災いが降り掛かり、アクションとしても、ホラーとしても非常に面白く読ませてくれます。
最終的な目的はゾンビを人間に戻すと言われている「金の林檎」を見付ける事なのでしょうけど、旅先々で幾つもの難敵に遭遇し、物語もヒートアップしていくはず、続きが楽しみ。
2024年10月時点で第1巻が発売中!
ストーリー・・・4
キャラクター・・・・4
お色気・・・1
残酷さ・・・3
絵の上手さ・・・4
総合・・・4
(5段階評価での独自採点)
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