銀幕大帝α

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イップ・マン 黎明

2022年06月24日 14時13分44秒 | 亜細亜アクション
少年葉問之危機時刻/CRISIS TIME
2020年
中国
78分
アクション/格闘技/伝記
劇場未公開
監督:
リー・リーミン
出演:
チャオ・ウェンハオ・・・イップ・マン
ムー・ファンビン・・・マー・ロン
リー・ハオシュアン・・・ホックフー
シャオ・シァ・・・ガーワン
<ストーリー>
1917年。若き日のイップ・マンは留学先の香港で、同級生らと平和なキャンパスライフを送っていた。しかし、英語のスピーチコンテストの開催日、突如として学校に謎の集団が攻め入って来て…。
―感想―
 
スッカスカな80分ではなく起承転結のあるしっかりとした内容となっている。
ドニー兄貴版含め、これまで色んなタイプのイップマン映画が作られてきたが、本作は少年期。
とはいえ、どんな年齢でも強い事には変わりないのだが(笑)。
警察署長に積年の恨みを持つ男。
実は昔イップマンがお世話になった囲碁の先生だった訳なのだが、基本的に自分の手は汚さず手下に仕事をやらせていくタイプ。
計画の邪魔になるイップマンに手下共をけしかけ、話8割程度のバトル戦が連続で繰り広げられていく。
その手下には顔見知りの青年も居たりと、悲しみ、怒りが混在した展開はそこそこ面白く観れた。
最終的に元先生VSイップマンの構図になるのかと思っていたが、先生はからっきし武術が出来なかった、のだと思う。
ある意味、呆気ない幕切れ、ある意味警察に追い詰められた人間としては潔い幕切れ。
まあ敵将にも、この様な事件を起こした事に対する明確な理由はありましたからね、その理由も強ち逆恨みというものでもないから、少しは同情出来るのですが、例え少年だとしても相手がイップマンじゃ分が悪すぎたか。
 
全体的に観て誰が一番のクソ野郎か、てなると断然あいつ。
署長の地位を狙うクズ警官。
本来ならこいつを一番に思い切りぶちのめすべきなのだが、真相は闇の中にしてしまっているずる賢さにはイップマンすらも敵わない。
 
評価:★★★
22/06/24DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-06-03
メーカー: メニーウェル
 

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