銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

牛首村

2022年06月23日 21時27分18秒 | 邦画ホラー

2021年

日本

115分

ホラー

劇場公開(2022/02/18)

監督:
清水崇

『樹海村』

脚本:
清水崇

出演
Koki,・・・雨宮奏音/三澄詩音
萩原利久・・・香月漣
高橋文哉・・・倉木将太
大谷凜香・・・アキナ
莉子・・・ミツキ
竜のり子・・・三澄妙子
松尾諭・・・山崎壮志
堀内敬子・・・三澄風歌
田中直樹・・・雨宮直樹
麿赤兒・・・三澄実

<ストーリー>

奏音は自分そっくりの女子高生が映った心霊動画を見つける。牛首マスクを無理やり被せられ、廃墟に閉じ込められたところで、その映像は途切れた。奏音は何者かに導かれるように、動画の撮影地へと向かう。

あの事故も、失踪も、
すべてアノ風習のせい。

―感想―

その村には入っちゃなんねえシリーズ第3弾。

主役はキムタクの娘。

親の七光りなポッと出の、しかも演技未経験な人が、メジャー映画、ホラー映画でちゃんとやれるんかいなと、そこに最も興味持って観たんだけど、予想に反して普通に上手かった。

平凡な日常シーンは女子高生らしく、恐怖シーンではきちんと慄く表情と、場面毎に使い分けてたし、台詞も全然棒読みじゃなく、自然体に演じている様に見えた。

そこは流石、キムタクの血を引いているだけのことはある。

後、モデルが本職だけあってスタイルが抜群に良き。

横から顔を映すと若干、キムタクの面影と重なるが、言うても普通に可愛い子だと思う。

一人二役という難役もこれが女優デヴューとは感じさせない演じ分けをしていた。

ま、彼女に関しては良い意味で裏切られた、といった印象だったわな。

べた褒めはしないけど、決して下手ではない女優としての才能がないとは言い難い。

さて、もう一つの問題は作品ですよ。

これね、自分的には今までの村シリーズの中では1番清水崇監督らしさが出てたかな、と。

というのも、自分の姿が反射されるガラスの使い方ね、この本人じゃない、向こう側に映っている「モノ」が「何か」であるてのをさり気なく演出していて心臓ビクッとなる。

1度それを体験すると、同じ様な状況になった時に、又「何か」が映ってるんじゃないのかと凝視しちゃう訳で、「あ~今回は別に無いのk、うぉぉいっ(;゚Д゚)」とね。

余りそれを繰り返しされちゃうのもどうかとは思うけど、連続してじゃなく、絶妙な間隔で来るから、割と楽しい(怖いとちゃうんかいw)。

屋上から水たまりにドボンッも恐怖描写としては好きな部類。

あんなのを目の前で見た後に、平常で居られる松尾諭、あんたの方が恐ろしいわ(笑)。

「独りじゃ寂しいでしょ」

結局この言葉が持つ力が最もな怖さである事に気付かされる本作。

ハッピーエンドと見せかけて、からのラストカットにも戦慄を覚え、シリーズ3作目にして監督も少し本気出してきたかと、前2作よりかはちょっぴり内容には満足。

評価:★★★

22/06/23DVD鑑賞(新作)

にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へにほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村

レンタル開始日: 2022-06-22

メーカー: 東映ビデオ

関連作:

『犬鳴村(2019)』(第1弾)
『樹海村(2021)』(第2弾)
『牛首村(2021)』(第3弾)

オフィシャル・サイト

 

コメント


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KIMI/サイバー・トラップ | トップ | イップ・マン 黎明 »
最新の画像もっと見る

邦画ホラー」カテゴリの最新記事