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銀幕大帝α

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グッド・バッド・ウィアード

2012年03月14日 23時39分37秒 | 韓国アクション
THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD/08年/韓国/129分/西部劇アクション・アドベンチャー/PG12/劇場公開
-監督-
キム・ジウン
過去監督作:『クワイエット・ファミリー』
-脚本-
キム・ジウン

-出演-
チョン・ウソン…パク・ドウォン(良いヤツ)
主な出演作:『レイン・オブ・アサシン』
イ・ビョンホン…パク・チャンイ(悪いヤツ)
主な出演作:『悪魔を見た』
ソン・ガンホ…ユン・テグ(変なヤツ)
主な出演作:『渇き』
<ストーリー>
舞台は混沌とする1930年代の満州。賞金ハンター、ギャングのボス、間抜けなコソ泥の3人が、日本軍が残した宝の地図をめぐり、壮大な争奪戦を繰り広げる。
<感想>

観よう観ようと思いつつも結局今頃の鑑賞となってしまった痛快活劇。
韓国を代表する3大スター共演という事からして胸も踊ります。

甘いマスクのウソン、チョイ悪風ビジュアルなビョンホン、何処となくコメディアン面なガンホ。
それぞれの特徴を活かした配役も見物な逸品。

冒頭の列車強盗のシーンからして楽しい気分にさせられるが、異なった目的だった3者が、日本軍が残した宝の地図を手に入れた事で同じ目的へと移り変わり、宝を巡っての白熱とした争いへと縺れ込む様が激しく面白い。

中盤での闇市における銃撃戦を経て、荒野にてのバイク・車・馬が入り乱れながらチェイスを繰り広げる終盤に至るまで目を離す暇も与えない程の興奮が引っ切り無しに訪れるので、約2時間の尺もあっという間。

話自体も単純明快なので頭の悪い私でも何も考えずすんなりと物語に入り込めるのが良いですね。

楽しいなぁ

と終始思えてこそのエンターテイメントであり、そう思わせる事が出来るキム・ジウン監督の画作りの上手さには定評通りの安心感を覚えて思わずにっこりです。

往年の西部劇を彷彿させるような乾いた銃撃音も雰囲気に合っていて好感が持てます。

3者が向かい合った後、決着をつけるべく心行くまで撃ち合う。
そして判明する宝の中身。

「あれは何なんだ?」

という台詞は“こんな物の為に命を賭けたのか”に聞こえなくも無く、ほんのりと湿らせた笑いのエッセンスも実に心地よく感じました。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★
12/03/14DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2010-02-10
メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ
コメント (8)
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