goo blog サービス終了のお知らせ 

銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ステイク・ランド 戦いの旅路

2011年08月13日 22時31分50秒 | 洋画ホラー
STAKE LAND/10年/米/98分/ヴァンパイア・ホラー/劇場未公開
監督:ジム・マイクル
脚本:ジム・マイクル
編集:ジム・マイクル

出演:ニック・ダミチ、コナー・パオロ、マイケル・セルヴェリス

<ストーリー>
ヴァンパイアが蔓延るアメリカ。家をヴァンパイアに襲われて家族を失った少年・マーティンは、“ミスター”と呼ばれるヴァンパイア・ハンターと共に安全な聖域への旅に出る。

<感想>
第35回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にて最高賞である観客賞を受賞したヴァンパイア映画。
それも納得の私も胸を張ってお薦めしたい秀作。

人口の半分が吸血鬼化したアメリカ。
目の前で家族を惨殺された少年マーティンが、彼を救ってくれた男・ミスターに同行する事になり、その道中先々で多くの人間と出会い、それ以上に多くの苦難に立ち向かう事になる。

死の間際にマーティンの父親から「息子を頼む」と告げられたミスターは、彼に生き残る為の術として、戦い方を伝授していく訳です。

車に乗って目指すのは、ヴァンパイアがいないと噂される、北の大地カナダのエデン。
最初は2人だけの旅でしたが、レイプされそうになったシスターを助け、次に独り身の妊婦、そして生け贄にされていた元軍人を救い、共に助け合いながら北へ北へと進んでいきます。

この映画では主人公側からヴァンパイアに戦いを挑みません。
至る所で徘徊する奴らが勝手に襲ってくるのです。

ヴァンパイアにも色々とタイプがあり、オーソドッグスなものから、胸板が厚く杭が打ち込めないバーサーカーと呼ばれるもの、そして時には彼らの存在を神と崇めるカルト教団体までと幅広い敵が容赦なく襲撃してくるので、何時殺されてもおかしくない状況が続きます。
この辺りは観ている私も緊張感が途切れず、皆助かるだろうという想いとは裏腹に、仲間が次々と命を落として行く哀しみは、マーティンが旅路で築いた新たな家族をまたもや怪物に奪われたという悲壮感に直結し、彼と同じ胸の痛みを感じさせます。

ミスターに促されても杭を打つことさえ躊躇う程だった気弱な少年マーティン。
しかし幾度の悲しみ、怒りを乗り越え、徐々に戦える男へと成長していく姿、更に助け無くとも立ち向かえる勇気を身に付けていく姿なるものを、ロードムービーという形の中で実に丁寧に描写されている点が素晴らしく、

全てを見届けたミスターが

「もう俺がしてやる事はない。お前は立派な大人だ」

と、言葉も残さずマーティンの前から姿を消してしまうラストには、2人の間に実の父子以上の愛と信用の深さを感じ取れ、とても心切なくさせるものがありました。

二つの家族を失った今、無事エデンに着いたマーティンだったが、果たしてその大地には希望はあるのか。
彼の微笑みは何を意味するのか。
何にせよ今後生き抜いていく為にも、ミスターの数々の教えは無駄にしてはいけない。
逃げるな、戦え!
そして未来を切り開け!

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★☆
11/08/13DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-08-05
メーカー:トランスフォーマー

関連作:
『ステイク・ランド 戦いの旅路(2010)』(第1作)
『ステイク・ランド 戦いの果て(2016)』(第2作)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

REDLINE

2011年08月13日 14時52分15秒 | アニメ(国内)
10年/日本/102分/SFカー・アクション/劇場公開
監督:小池健
アニメーション制作:マッドハウス
原作:石井克人
脚本:石井克人
音響監督:石井克人

声の出演:木村拓哉、蒼井優、浅野忠信、我修院達也、津田寛治、青野武、堀内賢雄

<ストーリー>
宇宙最速を決めるカーレース「REDLINE」優勝を目指して繰り広げられる、ルール無用の熾烈な争いを描く。
<感想>
騒々しいアニメやね。
最初と最後だけは。
途中はだらけるわ~。
ストーリーがゴチャゴチャしているからやと思うんだけれど、話の中身についていけなくなって、もうどうでもいいやっ、って投げ出してしまったんだろうね私が。
眠くって^^;

アニメ特有の造語もちょこちょこ出てくるし、分かり易く整理してくれ!

基本、マッドハウスが作る映像は好きなんだけれど、今作は不向き。
人以外の生き物が好みの画じゃない。
アメリカ公開を視野に入れてなのかアメコミ調にしている事が私的にダメxx

音速で駆け抜けるカー・レースシーンにはダイナミックさが感じ取れて良かったんだけれど、どうにも中盤のドラマ部分と好めない生き物に入り込めなくて、殆ど集中出来ませんでした。

終盤のレースも、走りを争うだけのものにすればいいのに、レースカーに向けての砲撃があったり、巨神兵みたいな化け物が出てきたり、車がトランスフォームしてロボットになったりと、何がどうやってこうなっているのか理解出来ない無茶苦茶さに、完全蚊帳の外。

ラストに至っては、もはやカーレースじゃなくなっているし。
てか、ゴールラインを駆け抜けるのが破壊された車から飛び出した人間って何よ。

「愛してるわJPは~と」

はん!勝手にやってくれい。

キムタクよ、もうちょっと声に張りを出そうぜ。
ぼそぼそと喋られたら、セリフがちっとも聞き取れんわ。

逆に大人しい話し方が印象に強い蒼井優ちゃんの方がまだビックリする位しっかり声優していたぞ。

好き嫌いがはっきり分かれるアニメかな。
私には全くじゃないけれど合わなかった方向でよろしく。

オフィシャル・サイト

評価:★★
11/08/13DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-08-10
メーカー:東北新社
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス

2011年08月13日 00時25分42秒 | アニメ(国内)
11年/日本/30分/アドベンチャー/劇場公開
監督:佐藤宏幸
原作:尾田栄一郎
主題曲:東京スカパラダイスオーケストラ『Break into the Light ~約束の帽子~』

声の出演:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、山口智充

<ストーリー>
サウザンド・サニー号でいつもと変わらぬ自由気ままな時間を過ごす“麦わら一味”。そんな中、ルフィの麦わら帽子が消える事件が発生。必死に探すルフィたちは、麦わら帽子を咥えた大鷲を発見して追い掛けるが…。
<感想>
たっのしぃ~~~~~♪

初のフルCGって事だけど、映像が凄く綺麗だった。
それと劇場では3Dでの公開だったようで、それをDVDの2Dで観ても感じさせるシーンが沢山用意されていて、飛び出し感が(脳内で)想像出来る程の丁寧な作り込みに好感。

30分という短尺なので、常にキャラが激しく動いているってのが本当に楽しかった。

何故、大鷲は麦わらを奪ったのか。
大鷲の正体は何なのか。
理由なるものもきっちり描かれているし、離れたくないという友情の深さにグッとくるものもあります。

少々ギャグ的なものが少なかったけれど、怒涛のアクションシーン連続に十分満足出来たし、始まってから相当夢中になっていたのか「あら?もう終わり?」と、まだまだ観足りないぜ!という気持ちがすっごい残っちゃった。
せめてもう30分は観たかったな~。

空飛ぶちびルフィが可愛過ぎだわww

それにしてもワンピース関係のDVDは大人気だね~。
本作もリリース初日に観たかったのに、あれだけの本数ありながら何時行っても全貸し出し。
レンタル出来るまで日数かかっちゃったけど、ヤキモキした分、面白かったというお釣りがきたので良しとしときましょう。

オフィシャル・サイト

関連作:
『ONE PIECE ワンピース』(劇場公開版第1作)
『ONE PIECE ワンピース ねじまき島の冒険』(劇場公開版第2作)
『ONE PIECE ワンピース 珍獣島のチョッパー王国』(劇場公開版第3作)
『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険』(劇場公開版第4作)
『ONE PIECE ワンピース 呪われた聖剣』(劇場公開版第5作)
『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』(劇場公開版第6作)
『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』(劇場公開版第7作)
『ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』(劇場公開版第8作)
『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜』(劇場公開版第9作)』※個人的評価:★★★☆
『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』(劇場公開版第10作)
『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』(劇場公開版第11作)
『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD EPISODE:0(2009)』(0巻のOVA)
『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット(2012)』(劇場公開版第12作)
『ONE PIECE FILM GOLD(2016)』(劇場公開版第13作)

評価:★★★☆
11/08/12DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-08-05
メーカー:東映ビデオ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする