goo blog サービス終了のお知らせ 

銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で17周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

チャックとラリー おかしな偽装結婚!?

2011年01月29日 16時24分16秒 | 洋画コメディ
I NOW PRONOUNCE YOU CHUCK & LARRY/07年/米/115分/コメディ・ロマンス/劇場未公開
監督:デニス・デューガン
製作:アダム・サンドラー

出演:アダム・サンドラー、ケヴィン・ジェームズ、ジェシカ・ビール、スティーヴ・ブシェミ、ダン・エイクロイド、ロブ・シュナイダー

<ストーリー>
消防士のチャックとラリーは無二の親友同士。妻を亡くしたラリーは、生命保険の受取人に子供たちを指定できないことを知り、チャックとの偽装結婚を企むのだが…。
<感想>
再びアダム・サンドラー主演のコメディを観ました。
少しハードルを上げ過ぎて観ちゃったかな。

面白い映画、良い映画である事には違いないんだけれど、飛び抜けて笑えるような内容じゃなかったのが残念。

ゲイネタを扱っているものの、差別的な描写ではなく、むしろオープンに生きて欲しいという製作者側の願いが込められていると感じました。

終盤での法廷劇は同僚の温かみ、上司の気遣いなどが見れて、とても心地よいものを抱きました。

私はゲイではないけれど、別に友達にゲイがいても何ら問題はないです。
ゲイというノーマルの人からすると軽蔑されがちな性に対して問題を抱えている人達は、日本でも多くいると言われていますが、残念な事にアメリカ程開放的な環境が整っていないのも事実。
でも、もっと自分の生き方に誇りを持ってもいいんじゃないかと思いますね。

汚らわしいなんて偏見な目で見る人がいますが、むしろそういう見方しか出来ないのかと情けなくなりますね。

同性愛であっても愛の形は人間誰しも皆平等。
私的意見として、ゲイ・レズビアンの人達の方が、ノーマルな恋愛をしている人達よりも愛の深さは相当なものなんじゃないかと感じています。

愛に疑問を持つよりも素直に受け止め信じる事が大切なんだよ。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★☆
11/01/29DVD鑑賞(旧作)
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2008-06-12
メーカー:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

告白(2回目)

2011年01月29日 00時34分32秒 | 邦画サスペンス
もしやアカデミー賞外国語映画部門にノミネートか?
とTVで騒がれていたのを父が観て、どんなものか観てみたいと言うので借りてきて再鑑賞。

結局ノミネートされなかったけれど、いや~ホントここ最近の邦画の中では傑作に入る作品である事には間違いないでしょ。

松たか子の最初の教室での告白シーンって30分もあったんやね。

2度目の鑑賞だというのに、またもやグイグイ引き込まれちゃった。

父が言うように、最後の爆破シーン以外は余り金がかかっていないんだよね。
それでも、ここまで引き込まれちゃうのは、各告白の台詞の中に物語がきちんと詰め込まれているからやろね。

映像で見せているというよりは、セリフで話を作りあげているって感じがするんだよなぁ。
その一つ一つ語りかける様なセリフの中にも、何を伝えようとしているのか、何を訴えようとしているのかが明確で、所々でドキッとさせられる。

これはもう演出の妙に尽きるとしか言いようがないです。

冒頭の松たか子による告白シーンにしろ、目を閉じて聞いていても、セリフだけで状況が頭に思い浮かぶんだから大したもんです。

松たか子の迫真の演技は実に素晴らしい。
けど映像で見せる映画が多い中、私的に敢えて言うならば本作はセリフで見せる映画だと思うんですよ。
重さがあり、深さがあり、哀しみや怒りさえもセリフの中に見え隠れする。
大袈裟かもしれないけれど、中島哲也監督は日本映画史に残る物凄い作品を撮ってしまったんじゃないのかな?

だって、何を見せても「まぁまぁやな」しか言わない父に、「これは良い映画やった」と言わせたんだから。

ちょっと原作読んでみたくなった。

1回目レヴューはこちら

2回目の評価:★★★★★
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする