いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

道後温泉と四国山地を訪ねる旅(その3)

2013年11月07日 | 極楽日記(国内旅行)

 道後の名物の一つが、8000万円掛けたと言われるからくり時計。

 「坊ちゃん」の登場人物が登場して時刻を知らせます。

 一番人気はマドンナのようですね。

 からくりが動くのは毎正時から2-3分です。日によっては半時間ごとに動く場合もあるそうです。

 ライトアップされる夜の方がお奨め、と聞いたので時間をずらして来てみました。暗い中に電灯光で浮かび上がる明治の温泉場の雰囲気は、確かに昼間より見ごたえがあります。

 温泉町の賑わいは夜にこそあり。レンブラントライトで部分的に照らされた登場人物も、昼間より生き生きとしています。大の男が昼間に温泉に入ってても、怠け者にしか見えないもの。

 唯一、夜の明かりにそぐわないのがマドンナですね。夜の蝶じゃなくて昼間の花だから当然です。

 商店街も夜は別の顔。喫茶店や土産物屋が賑わう昼間とは違って、酒を出す飲食店が活気を帯びます。味倉さんは郷土料理店としてかなり有名なようです。暖簾には「中予風鯛めし」と「南予風鯛めし」がきちんと分けて書いてあります。狭い愛媛県でも鯛めしは大きく二種類があり、中予風が一般の人が考える鯛の姿のままの炊き込みなのに対して、南予風は刺身をご飯に乗っけてゴマやとろろをあえたもの。Twitterでryoko174氏がレシピを紹介して下さったのでリンクさせて頂きます。いい鯛が手に入ったら試してみると面白そう。

 ジャンボ団子は、「ぜんまいざむらい」の必笑だんご剣みたいな外観。作るのも食べるのも大変そうです。

 箸の専門店。繁盛しているようです。

 これは食事じゃなくて箸を試しているところ。ほとんどの箸は束ねてあって、使い心地がわからなかったので私は買いませんでしたが、息子たちの分を買って、名前を入れてもらいました。

 向かいにあった怪しい感じの喫茶店。こういう極端な変形建築の飲食店は、むしろ昭和に多かった気がします。代表格は松本のさかさレスト
コメント
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