いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

道後温泉と四国山地を訪ねる旅(その8)

2013年11月13日 | 極楽日記(国内旅行)

 旅行の締めくくりは祖谷(いや)のかずら橋です。

 これが「かずらでできた橋」だというのは本当です。こんなに大人数で渡っても大丈夫かって?

 かずらと平行して頑丈そうなワイヤーが入ってますものね。これなら象が乗っても切れないように思います。

 高さも長さもたいしたことがないので、風でもない限りスリルは感じませんね。

 祖谷川は吉野川水系なので、川原の石はやっぱり青石。庭石として珍重され、盗掘が相次いだため現在ではかなり厳しく規制されているそうです。

 こりゃほとんど公園の遊具ですな。その昔、平家の落人が掛けたという由緒ある橋なんですが。

 弟をからかうぐらいしかやる事がなくなってきたのかな。

 真剣な顔をして渡っているところをアップで撮ると、ジャングルの川を渡る探検隊みたいですね。

 渡り終わりました。これだけで大人500円、小学生400円です。もっと楽しんで渡れば良かった?

 たったこれだけでも達成感がありそうです。旅では何をしても楽しいですね。

 これはすぐ横にある琵琶の滝。都落ちしてこの深山まで逃れた平家の公達が、ここで琵琶を奏でて無聊を慰めたという言い伝えが残ります。

 周りが騒がしい観光地になってしまって、とても琵琶の音や和歌を連想するどころではありませんね。

 この辺のファーストフードはもっぱらこんな感じです。鮎やアマゴ、地鶏の炭火焼がおいしそう。でこまわしはおでんを炭火で炙ったものらしく、阿波で栄えた人形浄瑠璃の「木偶回し」が語源でしょう。

 こんな時に食べたがるのは大抵この子。後はバスで岡山まで渡り、新幹線で名古屋まで帰宅です。
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