道後での宿はこちら。
建物は「グランドホテル」という感じではないですが、係の人が常に目を配っているのがわかりますし、古い施設を清潔に保っている点は評価できます。
玄関脇にあるこれも温泉なのはさすがに道後。内湯も改装して間がないらしく清潔。ただし外湯に行く人が多いので空いていて、ほとんど貸切状態でした。極楽息子(小)用の浴衣を用意してくれなかったのはちょっと減点。電話して持って来てもらったのに、また大人用の浴衣だったんです。
女性客には艶やかな浴衣の貸し出しサービスも。
夕食はこんな感じ。通常は部屋食らしいのですが、団体ツアーは宴会場を利用しているようです。基本的には松山の郷土料理です。
白眉はこの鯛の兜煮。一番旨い所を半分ずつ。かなりの大きさがあるので食べ応えが…じゃないか。家族が残したのをみんな食べたからたくさんあったんです。実に旨いんですが、魚に慣れてない人は毟りにくいので敬遠してしまうんですね。何ともったいない。
ほら、あまり本意じゃなさそう。子供向きじゃないとは思いますが、せっかくの料理が楽しめないとは残念。
胴体はこうして刺身になったわけですね。
鶏もちょっと一工夫あります。
もずく酢も変化があって楽しめます。あとはメタノールコンロの豚肉かな。
締めは鯛ご飯と吸い物。
これだけは気に入ってお替りしていました。この食事は私と子供で大きく評価が割れるでしょうね。魚好きならお薦めできるんですが。
擦り切れた敷居と新しい畳。部屋はかなり手の込んだ古い和室を、時代に合わせて改装したのがはっきりわかります。元は格調高い造りだったんでしょうが、ちぐはぐな後付けで安っぽい感じになったのは仕方がないとは言え残念。
こんな素人配線は感心しませんね。左側は耐用年数を過ぎているはずです。火事を出さないうちに改修をお勧めします。