極楽家では長年撮り溜めたデジカメ画像やビデオ動画がかなりの容量になり、PCの内蔵HDD(700GB)とブルーレイレコーダー(パナソニックDIGA DMR-BWT2100-K)のHDD (1TB)がパンクしそうになってきました。やっぱり動画は容量が大きいですね。
DIGAの内蔵HDDに録画した画像はBD-RやBD-REにコピーすることもできますが、なぜかDIGAでBD-REに書き込んだビデオを、PCのブルーレイドライブ、Buffalo BR-PI816FBS-BK(中身はパイオニアBDR-203)が読んでくれませんでした。これはドライブよりも添付の再生ソフトの問題だったので、アップグレードで解決しましたが、PCのHDDに余裕がないことには変わりがありません。このままでは新規にデジカメやカムコーダーの画像を保存することもできなくなるので、バックアップ用に大容量のHDDを購入することにしました。
今は2TBクラスのHDDでも安くなってますね。10MB HDDなどという歴史の遺物を見てきた私としては、技術の進歩の速さに戸惑うばかりです。でも、それならこの機会にもう少し便利な機能を入れてみようと思います。合計容量だけ確保できても、コンテンツがどこのボリュームに入っているかわからないとか、再生するのに書斎のPCしか使えないというのでは21世紀らしくありません。ぜひネットに接続して多様な端末からの再生を享受しようと思います。
少し前までサーバーなんて業務用のものだったのですが、今では家庭のネットワークでも選択肢が広がりました。さすがに大規模ネットワークのような大容量サーバーは関係ないですが、家庭での使用に焦点を合わせたホームサーバーや、より簡便なNAS (network attached storage)つまりネット接続型のHDDが普及し始めています。安価なNASでもそれなりの役は果たしてくれるのでしょうが、将来の増設や保守、データのミラーリングを考慮して、今回はサーバーに手を出すことにしました。ちょうど少ないながらもボーナスが出たところですしね。
動機はNTT関連の通販ショップ、
NTT-Xストアです。gooの関連企業でもありますね。ここの品揃えは、NTTの意向があるのかネットワーク関連が充実していて、しかも安い。特に在庫処分や、夜限定のナイトセールは商品の入れ替わりが頻繁で、大幅割引のクーポンが発行されることもあって、価格の変動が凄く大きいです。よく見てないと安く買えないので、頻繁にアクセスして、メーカーサイトなどを十分に研究する必要があります。Amazonでも在庫の増減による値段の変化はありますけど、NTT-Xの方がずっと変動が大きくて面白いですね。オークションとはまた違った意味で、掘り出し物を見つける楽しみがあります。
そのNTT-XはNETGEAR社の製品販売に力を入れているようで、商品がいつもたくさん出ています。本来は業務用のネットストレージを提供しているメーカーですが、個人でも買えるディスク2-6台内蔵型のReadyNASシリーズや、更に簡便なStoraが出ています。Storaは要するに2台のSATA HDDを収容するベアボーンなのですが、今までのネット機器のことを考えると、この11,800円は本当に安いと思います。これで最大容量4TBまで対応、ホームサーバーとして十分な機能があり、RAIDも組めます。また上級機種、ReadyNAS Ultra2に2TB HDD2台を内蔵したのが42,800円。これは7月4日までならクーポン利用で3万円を切っていました。数年前までのことを思うと只みたいな値段かも。
ほぼNETGEARに決めていたのですが、NTT-Xのストレージ部門じゃなくてPC部門を覗いてみたら、HPのサーバー、EX490が特価で出ているじゃないですか。なぜか低価格PCに分類されていて気が付きませんでした。内蔵HDDは4台までで、うち1台はWindows Home Server起動のため1TBのが最初から入っています。面白いのは、他のNASと違ってeSATAやUSBまで備えていること。4台で足りなければまだまだ増設できます。去年の夏に5万円弱で発売されて、コストパフォーマンスが絶賛されていた機種が、今見れば3万円を切って、書籍などのおまけ付き、送料無料。これはいかなる基準に照らしても安いです。あとはHDDを増設すれば、どんなにビデオファイルが増えたところで怖いものなしです。