いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

北京つまみ食い紀行(その8)

2011年07月28日 | 極楽日記(海外旅行)

 さて次の名所はこちら。天安門広場から7-8km南東で、丰台区(豊台区)にあります。人任せのバスツアーでは地理を覚えなくてもちっとも困らないので、帰ってからいざまとめようとするとかなり大変です。あまり観光地のない丰台区ですが、西の端に盧溝橋の跡地があるので、中国人には重要な史跡であり記念館があります。まあ日本からのパック旅行者が行くことはないでしょう。

 この方がわかりやすいかな?

 ちなみにこちらは天安門広場に行く途中で通り過ぎた同じ店。テレビによく出るのはこっちだと思います。

 料理の世界遺産、北京烤鴨(北京ダック)で有名な全秀徳にお邪魔しました。実は株式市場に上場するほどの大企業なので、店舗も10軒以上あり(東京にも2店)、伝統的な製法そのままではなく近代化を進めているなどと聞きますが、それでも高い評価を保っています。北京ダックの値段は一般的な店の倍額だそうですが、やっぱり一度は食べてみないと。

 食べるのに忙しくて撮っていないですが、もちろん他の料理も充実しています。炒飯は元々余ったご飯と具を無駄にしないためのありあわせ料理なので、きちんとした料理店では出さないものだったそうです。中華料理と言えば炒飯、という日本人客に合わせてくれたのか、最近ではどこでも提供してくれるようです。

 「ここのりょうりはとてもおいしいです」と言ったら周りの人に感心されました。そんなお愛想をどこで覚えてきたんでしょう?

 よくわかりませんがテイクアウトもあるみたいです。

 ホテルに帰りました。オプショナルツアーで京劇鑑賞があったのですが、息子たちが疲れ切っていたのでパス。これはマリオットシティウォールの駐車場に隣接したマッサージ店。再開発ラッシュなので、近代的なビルと古い建物が混在しています。

 北京駅側、つまり南側の窓から見るとこんな感じで、まだ開発されていない地域が残っています。駅に近接した超一等地ですから、10年後にはすべて高層ビルになっているでしょうね。

 その頃は他のビルの陰になるから大丈夫でしょうが、今は北京駅発着の列車や高速道路の車輌が24時間通過するため、窓を閉めていてもかなり聞こえます。騒音に特に敏感な人は、南側の部屋じゃない方がいいかもしれません。Wikipediaでは電化されている路線が多いように書いてありますが、ここから見ると動力車と客車が分かれているものが多いみたいだし、電車にしては騒音が大きいです。やはりディーゼルの割合が高いんじゃないでしょうか。さすがに列車は長く、動力車も入れると19両とか20両のが行き交っています。
コメント
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