何年ぶりかにマメゾンとんかつに行ってみました。最近はランチタイムに混んでいて入れない店という感覚があったのですが、なぜかこの日はあまり待たずに席に着けました。人口が急増して飲食店が足りなかった竹の山・長久手南地区の事情も変わってきたのか、単なる偶然なのかはわかりません。
ハンバーグみたいにドミグラスソースが出てくるのは前と同じで、変わってはいますがとんかつに合うとは思いません。キャベツの千切り(細いので味が抜けやすい)が山ほど出てくるのも前と一緒かな。とんかつそのものはさくっとして食べやすいタイプです。同じ値段で雑穀入りのごはんが選べるのは嬉しいサービスだと思います。
豚汁も付くのでお値打ちですが、とんかつと他の食材の連携が今一つな気がします。ドミグラスを生かすためにポテトを添えるとか、熱してドミグラスの香りを引き出すために鉄板で供するとか、ちょっとした工夫があれば面白いと思います。サービスは今までで一番そつがなくて良かったです。
今年もクリスマスが近付き名古屋駅前では恒例のタワーズライツ開催です。LEDの青と白はとても冷たい感じがします。室内照明としてはもう少し温かみが欲しいですが、雪の冷たさを表現するには適した光源ですね。
プロムナードを横から見るとこんな感じです。
去年は絵本の世界がテーマになっていましたが、今年はテレビ各局提供のアニメキャラクターが並べられていました。去年よりあっさりした感じの企画です。
作者にご不幸があったクレヨンしんちゃんもここでは元気に手を振っています。
ビル壁面の大画面はクリスマスとは直接関係がなくて、四季の移り変わりをLEDで表現していました。これも去年みたいにクリスマスらしい方が受けると思いますが。
滲みも揺らぎもない冷たいLEDの光を見ていると、何だか寒いから早く帰ろうという気になってくるから不思議です。デパートの販売促進も狙っているのなら、もう少し温かさを表現できないものでしょうかね。
コヒーラ検波器の構造は単純そのもの。アルミ箔の小片をいくつか丸めて電極の間に詰めておくだけです。純度の高いアルミニウムは表面に均一な酸化皮膜を形成し、そのままの状態では電流を通しにくい性質を持ちます。電波を受けるとこの皮膜の性質が局所的に変わるか破壊するかして電流を通すようになります。
電波を受けると抵抗値が下がるコヒーラ検波器は一種のスイッチング素子と言えます。一度電波を受ければ、その後電波が止まっても入りっぱなしのスイッチなので、切る時には手で叩けばアルミの粒がずれて電流が流れなくなります。後にはコヒーラが流した電流でコヒーラそのものを振動させるなどして接続を切る仕組みもできたそうで、こうなると電波の有無でスイッチのON, OFFができますからモールス通信機ぐらいは製作可能です。実際にコヒーラ検波器を使った通信機もあり、タイタニックの事故などを契機に普及したようです。