東山公園テニスセンターで開催されたポッカ杯トーナメントの付帯事業として、子供のためのテニス教室があったので極楽息子(大)が参加しました。ゲストコーチは1966年に日本選手権で優勝した小西一三(いちぞう)さん。この年のウィンブルドンにも出場しています。
この年はまだウィンブルドンがオープン化されていません。男子の優勝はスペインのマニュエル・サンタナ。日本ではあまり知名度がありませんが、ナダルより前にウィンブルドンを制した唯一のスペイン人なので本国ではヒーローだそうです。女子では偉大なビリー・ジーン・キングの連覇がこの年から始まります。
こういう大きなクリニックでは参加人数が多いので、球を打つ回数はどうしても少なくなってしまいます。少ないチャンスをどう生かすか、考えて参加しないといけませんね。このフォアはちょっと体が開き気味だし、スタンスが狭いかな。極楽息子(大)もかなり筋力がついてきたので、そろそろ片手フォアでもいいような気もします。
ちょっと棒立ちに見えますよね。両手打ちフォアは体を痛めにくい利点がありますが、下半身をしっかり使わなくても返せてしまうので、ある程度体が発達したら片手に移行した方がいいと思います。
低い球への対応としてこの姿勢はまずいんじゃないかな。いかにも腰高です。
高い球はこれでいいでしょう。両手打ちなら野球と一緒で高い球でも負けずに振り抜けます。
ボレーの練習ですが、これはネットに近付き過ぎ。ラケットを出したところにボールを当ててもらうだけでは上達しません。短時間のイベントだから仕方がないのですが、お遊びでなく練習だと言うならきちんと指導されるべきではないでしょうか。
最後は挨拶して終わりです。ポッカのお土産以外に得るものがあったならいいのですが。