次はダイソン掃除機の部品でロボットを作ることになったんですが、これがなかなか難しい。レゴと違って部品が限られているし、扱い慣れていないしで、即興で組み上げるのはまず無理です。簡単なスケッチを描いてコンセプトは決めたのですが。
時間も限られていますからね。次々と大きな部品を集めてくる極楽息子(大)にストップを掛け、時間内でまとまりそうな大きさで形を考えます。
想定されていない組み合わせで部品を結合するわけですから、かなり不安定なものになります。子供が対象ということで接着剤はなし。ビニールテープでは重量のある部品の固定に役不足です。頼りになるのはダイソンが用意してくれた樹脂製の結束バンド。部品に元からある穴を利用して、あるいはダイソンの人にドリルで穴を開けてもらって、バンドを通して締め上げます。
出来上がりです。ダイソンがイギリスの会社ということで、極楽息子(大)の好きなハリー・ポッターに出てくる魔法生物、ヒッポグリフのバックビークを参考にして、お掃除バックビーク、つまりSweepbeakを目指したのです。でも時間内に羽根まで作れなかったので、掃除犬みたいになってしまいました。みんなの前のプレゼンでは、息子が「空想の動物で掃除をするロボット」と説明していました。ハリー・ポッターの話をすれば、イギリス人のエンジニア(Martinさんだそうです)が喜んでくれたかもしれないのに!