クラブツーリズム名古屋発の、「気軽に別府温泉」コースに参加してみました。朝が早いのでとりあえず名古屋駅まで出て、集合場所近くで朝食を買い込みます。
のぞみで名古屋から北九州は小倉まで一直線。小倉では別府から亀の井バスが迎えに来てくれました。今では西鉄傘下の一地方バス会社ですが、戦前からの歴史があり、日本で最初にバスガイドを乗務させたのは同社だそうです。
周防灘の海沿いを走る国道10号線を南東に進み、最初の休憩は上毛町のこうげ武楽里なる複合施設です。とても広いのですが、時間の都合で立ち寄ったのはこのさわやか市だけ。
道の駅みたいなものですから、こういう弁当類は当然ですが、
種類が多いですね。そんなに利用者が多いんでしょうか。
福沢諭吉はこの辺の出身だそうです。
食材が豊かな土地であるのは見ての通り。保存性を考えて柿の葉寿司を買ってみました。
パンやお菓子類も充実。自家用車ならもっと買い込んでたでしょうね。
最初の観光地は青の洞門。しかし九州まで来て雪とは。
この辺は明り取りの窓。
山のど真ん中に開けたトンネルじゃなくて、絶壁を抉ったトンネルです。ご覧のように、岩壁と山国川がぴったりくっついていて、川沿いに通路がなかったのです。
険しい本耶馬溪の地形。
洞門ができるまでは、岩壁を登ったところに辛うじて抜けられる通路がありました。人のみならず、荷物を背負わせた馬まで通っていたということですから驚きます。
拡大するとこんな感じ。あまりに危険なので鎖を取り付けて、いわゆる鎖場になっていました。数十年前はここまで登って見学もできたそうですが、岩壁の崩落が進み危険なので立ち入り禁止に。