こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

「SJ」フォレスターに乗ってみた

2012年11月18日 | SUBARU

 これまた、昨日の話ですが、「新型フォレスター」コト「SJ」が発売されて始めての週末と言うことで「デビューフェア」が全国のSUBARUディーラーにて開催されています。しかしながら私は土日共に出勤…。なかなか見に行ける予定が立たないかな?と思っていましたら、私の「SUBARUの師匠」と会社帰りに合流して見に行く事になりました。

 結構な雨が降りしきる中、いつもお世話になっている「東京スバル 墨田店」へ。ショールームには「OUTBACK」「XV」とそして「SJ」が置いてあり「SJ」の展示グレードは「2.0XT ES」。つまり最上級モデルとなります。内覧会にて一度見てはいますが、そんなにじっくりとは見ていませんでしたので、再度おさらいです。「GP」と同じ「シャシー」を使っていますので、あまり馴染みが無い状態ではありませんが、「S系列」として考えると、やはり新しい物があり、なおかつ「最近のSUBARUのアイディンティティー」が取り込まれているので、これなら街中で見ても「SUBARU車」である事は一目瞭然で解りますね。そしてエクステリアデザインは「北米的」なイメージが強く感じられますね。まぁコレは「SRD」、つまり「北米スバルR&D」によるデザインからですから当然な話でもありますね。特に「XT」は専用の「バンパー」を持ち「ラギッド感」がさらに強まっていますからね。私の「SUBARUの師匠」は「SF」「SG」のオーナーだった経歴があるので、今回の「SJ」での改良点にはとても感心していましたね。その部分はあまり大きくは言われていませんが、結構大事な部分であり、一つは「サイドシルガード」が「ドア付け」になった点でししょう。正直、何故に?と私は思ったのですが、実際に体験してみると納得が行きます。「サイドシルガード」が「ドア」にある事によって「サイドシル」部分が汚れなくなり、「乗り降り」する時に、サイドシル部分に「衣服が当たっても衣服に汚れが付かない」ようになっているのです。コレはハイトのある車体で無いと解らない部分で、ハイトがある分、乗り降りする時に足が「車体近く」に位置しているのです。私は体験してみて解りましたよ。確かにサイドシルガードがドアにあるので、ボディサイドシル部分は汚れずにいますので、裾が触れても平気です。それと「リヤタイヤハウス」にある「ラバー」。コレはどうしても「SUV」という車種上「雪道」を走る機会があり、その時に「雪」が「タイヤハウス内側」に付いてしまいますので、落とさなければなりません。当然落とす方法としては「叩いて落とす」事になり、これが「シャシー」だとあまり叩く気にはなりませんが、「ラバー」であれば、叩いてもボディには傷がつかない安心感がありますし、実際に「シャシー」では無いですから叩いてもシャシーは大丈夫ですからね。この2点は今まで言われていた部分なようで、今回の「SJ」にはそれが生かされているという事になりますね。今回「SUBARU車初搭載」となった機構である「リヤパワーゲート」。実際に開閉させてみると、まぁ手で開け閉めした方が早いですが、「アクセスキー」のボタンでも開閉できるようでして、便利な機構になっています。モーター部分は「左」にありますが。極端な張り出しはしておらず、そんなに気にはならないでしょうね。リヤハッチはさすがに「物を積む」コトが前提とされているので、開口部も広く荷物の積み下ろしは楽そうですね。次は「エンジンフード」を開け、私が個人的に一番気になった「インタークーラー」への「ダクト」の確認です。ダクトは「インナーダクト」となり、フロントグリルから取り込まれた冷気は、ラジエーターとエンジンフードへ向かい、開口部が下向きになり、ラバーでのガイドが取り付けられた「インナーダクト」で今までと同じ位置にある「上置きインタークーラー」へ向かいます。ダクトの出口はラバーで作られており、外気はエンジンルームの空気が混ざる事が無いような感じになっていました。しかし、これよりも驚いたのが「ECU」の位置です。なんとまぁ「ABSユニット」の上に配置されていましたからね…。ちなみにエンジンフードは「ガスショック」方式ですが、左側のみについています。

 一通り眺め終え、次は試乗です。今回試乗したのは「2.0i-S EyeSight」。天候は結構な雨でして、路面はハードウェット状態。最近すっかり慣れた「FBエンジン」と「リニアトロニック」。さすがに、慣れてきていますので特に驚きも何も無く発進です。「アイポイント」は当然ながら「XV」よりも高めで、より広い視界がとれます。左サイドミラーの下には「サブミラー」が前後に2分割されており、左下と左下前方を写し出しています。「最低地上高220mm」とロングストロークなサスはさすがにコーナリングでは他の車種に比べるとロール量が大きいですが、しっかり踏ん張ってくれ、内輪の接地感もしっかりしているので、そんなに気にはなりません。路面追従性も高く、収まりが良いのは「富士重工」としてはいつもの事。「SIドライブ」はこのグレードでは「I/S」の2モードでして「XT」は「I/S/S#」の「3モード」あります。今回も「Sモード」を試したのですが、出だしや低速ですと「Iモード」の方がコントロールはしやすいですね。特に「SJ]は「加速重視」気味の特性ですので、一気に出る感じが強く出だしには少々気を使います。ただしコレは「MT」に慣れ、ゆっくり出たり、低速での走行には「I」が良いですね。それと、パドルシフトを使わずにエンジンブレーキをかけていくと「燃料カットオフ」のせいか「トラクションが抜ける感じ」がありましたよ。今回の「SJ」の売りの一つである「X-MODE」ですが、入れていなくても、あのハードウェットな状態でのコーナリング時にアクセルを開けても全くグリップとトラクションを失わず、試す事はできませんでした。さすがに「X-MODE」が体験できるとなるのは「ラフロード」、泥や雪、砂地、砂利くらいでしょうね…。

 サスストロークがあっても車体安定性が高く、どんなな路面状況でもそんなに気にせず、ある程度の速度で走れてしまう「SJ」。とても良くできた汎用性の効く車体だと思いますよ。

 それでは本日の登場人物はこの方。「ラリードライバー」で「コースカーチーム」に所属している「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Cheifille」である「アルテ・ベルク」さんです。「SUV」としてさらに性能が進化した「SJ」どんな道でも、どんな所でも行けそうです。ちなみに背景は「SJ」のカタログと「試乗プレゼント」の「ぶつからない!?ミニカー フォレスター版」と「カレンダー」です。

2012_11_18

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