こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

今月も良く見えました

2012年11月17日 | 自然観察

 昨日の話ですが、「第三週の金曜日」。つまり「天文自然クラブ」の日ですね。

 最近はもうひと月もすれば「冬至」ですから、さすがに日の入りが早く、到着した「18時」くらいには空は暗くなり、西の空には綺麗な三日月が輝いており、「地球照」もとても綺麗に見えましたよ。そこでしばらく月を撮影して、話しているうちに時間をむかえて、本格的に天文自然クラブが始まります。

 今回は、とても珍しく、前回に引き続き、天候が良いので「天体観測」です。空の状態は、ほぼ先月と同じ微風で、晴天と観測するにはとても良い条件です。さらにシーイングも良いようなので、手始めに「ダブルダブルスター」と呼ばれている「こと座ε」から始めます。「ダブルダブルスター」は「こと座α星」である「ベガ」の少し北にある星でして、これだけシーイングが良いので「二重星」がさらに「二重星」になっているのが、望遠鏡の「分解能」の限界もありますが、何となくそのようにの見えたかな?という感じでしたね。次はその近く「アルビレオ」を入れてみますと、思った通りにシーイングが良く、ちらつく事無く綺麗な「青」と「オレンジ」の「連星」が見れましたよ。

 そして、今が旬な「木星」です。これがまたとても綺麗に見え、「縞」が大体「5本」近く見え、象の揺らぎも少ないので「スケッチするには最適」な状態でしたよ。たぶん私が見た中でも最高位に位置するほど綺麗に見えましたね。そしてここまでよく見えるので、先月に引き続き「M31 アンドロメダ銀河」に挑戦です。しかしながら、この時期はいかんせん位置が良くないのです。「ほぼ天頂」にありますから、望遠鏡が向けられないんですよ。結局は望遠鏡を向けるだけで、もの凄い苦労。なんとか入れる事ができ、見てみるも、やはりボヤっとした感じでしたね…。

 ともあれ、先月、今月と久々に星が良く見えましたよ。ただ問題は、来週、「11月23日」は「天体観望会」でして、現時点で23日の天気は「曇り」なんですよね。まぁ、昨日が曇りでもそんなに影響はありませんが、さすがに「天体観望会」が曇りですとねぇ・・・。

 それでは、本日の登場人物は「天文自然クラブ」な話でしたので、この方。「非公認」の「久喜天体自然クラブ」のパッチに登場しているキャラクターである「天体」が好きで「宇宙」に憧れる「桜宮 ツアイシア」さん、通称「シア」さんです。二回連続で晴れという事態に驚きつつもやはり晴れている事は良い事ですので。それにしても、来週も晴れてほしいものですよ。ちなみに背景は昨日の「久喜総合文化会館」で見た「星空」です。この写真は編集ソフト「Capture NX」で「D-ライティング」による補正をしているので、実際に見えた星の量はこの10分の1程度でしょうね。でも「久喜」で「20秒露光」しても結構な暗さでしたからね。

2012_11_17

コメント
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