こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

惑星Xはあるのでしょうか?

2008年10月03日 | プラネタリウム

 少々薄ら寒くなってきましたが、秋晴れのいい天気。それでもって行ってきたのは「相模原市立博物館プラネタリウム」で、平日でも投影している数少ないプラネタリウムですのでね。それに投影番組が関東では数少ない「銀河鉄道の夜」ではない番組で内容は「今夜の星空案内」と「未知の惑星Xをさがせ」です、それでは簡単にレビューを。設備等は2回目ですので称させていただきますね。まず「傾斜式」では定番な「正面」が「西」の状態で始まり。この博物館屋上からから見たスカイラインと太陽が映し出されて、ランドマークの解説と共に太陽は沈んでいきますが、このとき「BGM」が無くなんとも雰囲気も無い状態…。夜を迎えて、でもさすがに郊外ですから3等星近くまで見えるんですよね。でも、「光害」の話をして「満天」の星空へ。一番星の「木星」、星を見るのに大切なのは「方位」をって言う事で「カシオペヤ」から北極星。そして正面を南にして、まだ残っている「夏の大三角」から「こと」「わし」「はくちょう」。「夏の大三角」とくれば「秋」は「四辺形」。「秋の四辺形」から「ぺガスス」。次はその「四辺形」を使って「みずがめ」と「秋の一つ星」である「フォーマルハウト」から「たいやき」では無く「みなみのうお」。これで「星空案内」は終了して、天体の話と言うことで「打ち上げ」から約1年経った「月観測衛星 かぐや」の話へこれは、打ち上げられてから今までの「かぐや」の観測成果などで、大体10分くらいです。それが終わると「テーマ番組」である「未知の惑星Xをさがせ」です。始まりは今年の2月「太陽系に未知の惑星が存在する」という「神戸大学惑星科学研究センター」の研究グループの一人である「向井教授」と「リカフィカ研究員」の論文が発表されたことからです。過去にも様々な「惑星発見」に関する話はありました。では実際にはどうなのでしょうか?「冥王星」は「エッジワース・カイパーベルト」という「木星」と「火星」の間にある「アステロイドベルト」のような小惑星帯の一つでした。では何故そのような物が出来たのか、太陽系の出来方から、その法則性を導き出したりと、かなり本格的な「天文学」な内容でして、現在一番確率的に「ある」と思われているのが「公転周期1000年」とエッジワース。カイパーベルト帯よりも外にある。と予想がつけられていますが、軌道が楕円に近く他の太陽系惑星と違い「斜め」に回っているようで、黄道より±40°の所まで捜索をしているそうです。番組が終わるとドーム内が明るくなって終了です。番組は良かったのですが、星空案内が短いのは残念ですね。

 それでは本日の登場人物は「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理 天象参謀」である「シグレ・ソティス・アサフキ」さんです。確かにそんなに遠いと「惑星」って感じはしませんよね。

2008_10_03

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