こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

専門家によるお話です。

2008年10月19日 | プラネタリウム

 毎回「貸切になるかな」と思いつつ投影時間が迫ると2人くらい入ってくる物なのですが。久々に貸切状態でしたよ。しかも・・・。まずは本日行ったのは「松戸市民会館プラネタリウム」。「観覧券」を買う時点で係りの人が、券の束を何処に置いたか忘れている状態でしたので、これはまだ誰も来ていないかなと思いつつ、プラネタリウムのエントランスに行ってみればその通り、誰もいません。そんなワケで、準備をしてもらい、ドーム内へ。そして結局投影時間になっても私だけ。貸切です。そして解説員さんは「金井三男」さん。なんともまぁ豪華です。しかも前回お会いしてお話をしたので私の事を覚えていていただいたようで、初めの方のスカイラインの解説などを省略してくれました。あと「金井」さんといえば「今日の出来事」で、10月19日は天文学的に結構色々な事が多くおきているようですね。さて、そんなこんなで日が沈み、宵の明星から解説は始まり、「天の川」が今が見ごろである事や、当然ながら「秋の星座」の紹介。あと、一風変わった「北極星」の見つけ方も解説されていましたよ。その「北極星」の見つけ方は「ぺガスス」の「アルフェラッツ」から「カシオペヤ」端の星、「W」の向きの時に右側にある星で正確に言うと「カシオペヤβ星 カフ」の長さを2倍すれば「北極星」へたどり着きます。しかもこの方法はほぼ正確な位置で示すことが出来、その誤差は北極星の極点とのズレと同じである0.5°なそうです。ちなみにカシオペヤ単体の場合ですと4°以上の誤差があるそうですからこれは大した物です。でも「そこまでの正確さは必用無いでしょ?」と言われればそれまでなんですが…。そして「くじら」の「ミラ」から変光星の話が始まります。秋は代表的な変光星が多いですからね「ミラ」に「ペルセウス」の「アルゴル」でも「金井」さんが言うには一番おススメなのは「ぎょしゃ」の「ε(イプシロン)」である「アル。マーズ」で27年周期で変光する星で今年がその極大期なそうです。その後「今回のテーマ」である「明るさが変わる星?~変光星のひみつ~」 のスライドが始まります、このスライドでは変光星の種類とその「変光」のしかたが解説されます。その後も色々な変光星の周期や見ごろなど「金井」さんの解説が入ります。ちなみに「金井」さんは30年近く「変光星」の観察をしており、その「観測結果」は学術的にも価値のある物と「変光星」の「専門家」でもあるので、解説はとても細かく、学術的な事が聞けとても興味深いないようでした。投影後は変光星の話と「観測」を薦められました。私もこれを機会に「変光星」にも気を使ってみてみようかな。

 それでは本日の登場人物は「天文学者」で「ベルギー国立博物館」で「天文室長」をしている「マリアノール・ルーフィオ」さん。確かに普段の言動からあまり偉そうに感じませんが実際は結構な物で「変光星」の観測に関してはそれなりの実績を持っているようで、毎日変光星の観測をしているそうです。そんな姿を見た「例の二人」は結構驚いていますが、ルーフィオさんは「何で」といった感じです。普段とのギャップがあるんですって!

2008_10_19

コメント
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