こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

1日でもいれますよ

2008年10月17日 | 博物館・科学館

 秋晴れです、山の方へ紅葉を見に行くのもいいでしょうが、珍しい物を見に行くのはどうでしょうか?

 そんなワケで「国立科学博物館」へ。現在は「特別展」が「菌類のふしぎ」と「企画展」は「標本の世界」を展示しています。どちらも大変興味深い内容でアスカちゃんと共に行きましたよ。

 入館料は今回は少々高めかなと思う大人1300円で「小・中・高校生」は「500円」。そしてこの「菌類のふしぎ」は「feat.もやしもん」とかなり「女子中高生」が好きそうな展開でして、実際修学旅行生がかなり多かったですよ。それと、展示の什器がまた凝っており「全てダンボール」で作られているのです。あと「もやしもん」のフィギュアを巧く使いとても「POP」な感じの内装です。「菌類の誕生と多様性」を主軸にキャラクターを使って解り易くでも科学的な視線で展示されており飽きさせないように。菌類としてなじみがある「麹」の事や「きのこ」が展示の大半できのこは様々な多種多様な標本が展示されており、これだけのきのこを見る機会はココ以外は無いでしょうしこれからも見る機会は無いと思いますそれだけスゴイ量があり、「ヤコウダケ」などの光るきのこもあったりと、とても面白い展示です。

 菌類に興味が無くても「もやしもん」のキャラクターの魅力に惹かれ、少しでも興味を持てれば菌類の虜になってしまうかも知れませんよ。

 そして第二会場では「きのこ画家」の「小林路子」さんのギャラリーが。これは「図鑑」で見る「絵」でとても精密に描かれており芸術的な作品類でした。あと女子中高生に人気があったの「もやしもん」の原画展でしたね。そのスペースに「カプセルベンダー」数台と「両替機」がおいてあるのには商魂逞しい一面も見えましたけど、巧い置き方だと思いますよ、結構回っているようでしたし、って私も一回まわしましたが…。

 そしてその隣には「ミュージアムショップ」があり、ほぼ「もやしもん」フィギュア一色で1763円(だと思いました)のモノが大量にかつ「限定品」も販売されてました。外に出るとなんとまぁ「きのこの直販」まで広場でされてるには驚きました。スゴイ便乗商法です。

 それから「地球館」の屋上でのんびり「上野駅内」で買った「駅弁」を食べてから2Fへココではなぜか今朝「めざましテレビ」で紹介されていた「科学的文化遺産」であるもの正式名称は忘れてしまいましたが、それのパネル展示がされています。ここで紹介されているのは全て「日本の科学の発展に多大な影響を与えた物」で後世に残さなければいけないモノばかりです。ココで感心したのは「計算機」の進歩ですね。シャープの計算機からカシオの計算機まで12年の年月があるのですが、その12年で計算機は机サイズからポケットサイズへ移行したのですからホントスゴイです。

 次へ行ったのは「日本館1階」での「企画展示」されている「標本の世界」。現在国立科学博物館では約370万の標本が保管されていますが「展示」されているのはその中のほんの数点しかありません。その標本の重大性、役割の説明や採集方法など「標本」の役割を展示しています。

 ここで今日一番のおススメがありました。それは「解説映像」で「標本の採取方法」を記録した物でして「ハブを捕まえる」というものです。ハブを捕まえるという危険性からでしょうか。学芸員が一人でカメラを回し記録しているのですがその採り方がバラエティ番組のようで、カメラを地面に置き固定アングルでハブとの戦いを記録してるのです。音声も入っており「あぶね!」などの音声も記録されていましてこれがまた面白ろく思わず笑っちゃいますが、この方は命がけなんですよね…、ちなみにこのハブは日本館2階で実際に展示されているとの事で、当然見に行きましたよ。

 締めは「シアター360」で今回は「命の煌き」と「マントル」でした。

 今回の展示はとても充実していましたね。ホント1日いれますよ。さて、「菌類のふしぎ」は来年1月12日まで、「標本の世界」は11月9日までです。そろそろ上野公園も紅葉が始まってきていますので、11月上旬あたりにでも行かれるのはどうでしょうか?

 それでは本日の登場人物は「生物の多様性」ってことで「天元界 生物運脈省 霊魂運命監査室 霊魂運命監査室長」の「アルセレート・エリクス・エフォナー」さん。修学旅行で来ていた学生がこんな感じの制服でした。

2008_10_17

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