帰り道、オレンジから濃紺へとグラデーションがかかったきれいな空。その南西の低い所を見ると、一際明るい星。簡単に言っちゃえば「金星」なんですけどね。この、「金星」が見える時期になったと言うことは、冬が近づいて来たって事でもあります。早速、家に帰って「フィールドスコープ」を出して、観測したのですが…ただ明るい点。太陽の光を強く反射してるからなんでしょうけど、何の面白みも無いですよ…。そのついでで「木星」を見たのですが、こちらは「シーイング」も安定しており、うっすらと縞模様と、「ガリレオ衛星」が良く見えました。もっと寒くなって、冬本番になれば、金星も高度が上がってもっと観測し易くなるでしょうね。
本日の登場人物は、「天元界 気象制御管理省 第三惑星 東亜支局 現地観察員」の「ルーティー・ウィリス」さん。金星の見える時期が来たといえば、そろそろ秋も深まってきたって事ですね。
