こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

小さくてもスケールは大きいです。(バニースーツ・ラプソティー・フォーエバー)

2007年12月23日 | プラネタリウム

 日曜日はお休みですからプラネタリウムへと思うのですが、この時期は大抵の所は「クリスマス特別番組」と私としては避けたいものが多く、しかも昨日に引き続き生憎な天気…。それで、手近で、話も旬な「五反田プラネタリウム」へ行って来ました。今月のテーマは「火星 接近中!」と火星最接近は過ぎてしまったのですが、また新たに火星に関する話題が出てきたので調度って感じです。施設等の話は省略して、レビューを。

 天候と、午前中の回と言う事もあってお客さんは少なく、親子連れが2組と私という構成でしたので、解説は完全に「学習投影」でしたね。解説員さんもそれになれていたような感じでしたし。でもプラネタリウムって普段は「学習投影」がメインですから解説員さんはやはり「学習投影」に慣れているのでしょうね。さて、日が沈み暗くなった所大体18時辺りでしょうかね。そこらでいったん止まり、西の空低い所に輝く「ベガ」「アルタイル」「デネブ」の「夏の大三角」が紹介されて、今の時期でもまだ見える事が紹介されて、時刻はまた進み20時の空へ。この時間になると先ほどまで輝いていた夏の大三角は沈み。すっかり冬の星空です。さてはじめは「方角」を知るために「カシオペヤ」を探します。それから北極星なのですが、お客さんに解説員さんが学年を尋ねますと、一人は小学4年生で、星座の事は習ったけど夏だけ。もう一人は中学生と言う事でしたので「カシオペヤ」を使った北極星の探した方講座の始まりです。確かにあの方法ってややこしいですよね?私はある程度場所を知っていますからアレですが。知らないとカシオペヤから見つけるまでのプロセスとしっかり覚えていないと大変ですね。ちなみに私の大雑把な見つけ方としてはカシオペヤを見つけたら高度を落としていって明るい星があったらそれが「北極星」って言う方法があります。実はこの方法って結構使えるんですよ。特に都会とかですと簡単です。だって、北極星もカシオペヤも都会で見えるギリギリの範囲の明るさの星ですから、すぐに見つかります。なんとなく夜空を見上げた時に試してみてはいかがでしょうか?それから今度は冬の代表的な星座「オリオン」ここでは「オリオン大星雲」の探し方がメインに解説されていました。それから「三ツ星」の線を東側に伸ばしていって「アルテバラン」から「おうし」。「スバル」と「ヒヤデス星団」が紹介されて、その時に「おうし座の方いますか?」と聞くとなんと居るではないですか!それから北の方向へ行って「カペラ」から「ぎょしゃ」。五角形で大変見つけやすい星座である事を解説し、また東の空へ行って「カルトス」と「ポルックス」で「ふたご」ここでまたもや「ふたご座生まれ」の人を聞くと居ました。5人しか居ないのにこの確率って結構な物ですね。それからギリシャ神話のスライド。今回は「おうし座」の話です。「ゼウスとエウロパ」の話と「ヒヤデス姉妹」の話の2つでしたそれが終わりますと今度は「火星」の話です、今回の2年2ヶ月ぶりの最接近の仕組みと火星の地形についてが主な内容で、火星は地球よりも小さいのですが、直径600km。高さ24km以上の太陽系最大の山「オリンポス山」を持ち、さらにはマリネス峡谷は長さ4000km幅50km~100km深さは8km。ヘラス盆地は直径2300km。深さ9kmとなんとも地球とは桁違いな地形が広がっているのですから驚きですよ。それ言うのも火星には地殻変動がないからだそうですよ。そして、昨日ニュースや新聞にも紹介されてましたが2008年1月30日に火星に直径50~20mの小天体が1/75の確率で衝突するらしいのです。1/75といったらかなりの高確率ですからほぼ火星に当たるといっても過言でしょう。現在火星には4つの探索衛星が地上を調査していますから、その衝突の様子が観測できるかも知れません。結構興味深い映像が送られてくるかもしれませんね。でも、衝撃や飛び散った岩石などで壊れてしまう確率もあるんですよね。それにしてもコレが「地球に衝突する」でなくて良かったですよね。そうなったら世界は大混乱ですもの。火星の話が終わると夜明けを迎えていきます。そして今の時期日のでは遅いので日の出間近には東の空に「ベガ」が昇ってくるのが見えるようですよ。

 それでは、本日の登場人物は「天象精霊」の「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。彼女はどうやら気象精霊の東亜支局若手3人組が「バニースーツ」を着ているのを「火星接近」だからと思ったらしく、バニースーツで登場です。でも、カスミさんって幼児体型ですからバニースーツの「胸」の部分がスカスカらしく手で持っていないとダメなようです。

2007_12_23

コメント (3)
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