こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

オーロラを見に行きましょ。

2007年12月14日 | プラネタリウム

 昨日は「双子の日」でしたのでそちらをどうしても「旬」ネタとして扱いたかったので、この話は今日に回させてもらいました。
 雨と言う事もあり「リニューアル」して初の「コニカミノルタプラネタリウム 満天 in Sunshine City」へ行ってきました。リニューアルされた点は、投影機が「インフィウムγ」から最新機種の「インフィウムS」になり投影恒星数も「40万個」に。それとキャパが215席に減り、その分シートを広めになりました。実際に座ってみての感想は確かに少しは幅が広くなりましたが、前後幅は一緒なので、正直実感はありませんね。それと硬さ等は良いのですが、リクライニングのレバーが判りづらいです。普通は肘掛にあるのですが、「カップルシート」として肘掛を上げることができるようになっているので、その部分にはなく、結構したの方についているので、探してしまいますね。肝心な事ですが、リニューアルしたからでしょうか、観覧料金が800円から900円に値上がりしてます…。ここは番組が3本あるのですべて見るとなると3000円!となんともまぁ、な金額になってしまいます。
 それでは本日見た番組は「恋するオーロラ」と「PASSPORT TO THE UNTVERSE いま、遥かなる銀河へ!」と同時上映の「WINTER SKY 冬の星座案内」です。それでまぁ、今回12時の回から行ったのですが、これがもう今まで私がここでの最多入場者数ではないでしょうか?いつもは空いているエントランスロビーに人がいっぱいでしたからね。それに時期的からでしょうか「カップル」の数が多かったですね。これは番組内容が「オーロラ」である事と「山崎まさよし」の曲に併せてって所からでしょうか?それでは簡単なレビューをしましょう。
 まず、「恋するオーロラ」です。簡単に言うと「カップル向け」ですね。それ以外どうこうは言えませんよ。ナレーションもそういった関係の言葉が多く使われていますから。初めにCG映像と共に曲が流れてナレーションが入ります。その後場所は「カナダ・イエローナイフ」へ移り場所の簡単な説明と、星空の解説です。手始めに北極星を探すために「北斗七星」と「カシオペヤ」を使い見つけます。さすがに北極圏あたりの空になると北極星の位置は高く、70度あたりの高さです。そして「北斗七星」の「おおくま」は「イヌイット」は」「カリブー」としていた事が紹介されて次は正面を南にしてこの時期の代表的な星座「オリオン」。この時に「オーロラ」の語源になった「女神」「アウロラ」の話がチョットだけされまして、結構恋多き大人の女性」であったようです。ウチのキャラクターの「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんとは結びつかない神様です。つぎに「オリオン」と対峙するように居る「おうし」このお「おうし」もイヌイットは「しろくま」としてそれからまた曲が流れ、南の方から一周するのですが、流れている曲がどこかで聴いた事がある曲だなぁと思ったいたら「One more time, One more chance」。「深海誠」さんの劇場用長編アニメーション「秒速5センチメートル」のラストで流れていた曲だったんですね。どうりで聴いた事があるわけですね。これで星座紹介は終わり、今度は「オーロラ」の仕組みです。オーロラは「太陽風」が地球の磁力線でできている「バンアレン帯」の隙間から電磁波が入り込み大気とぶつかり発光する現象で、ぶつかるものによって光の色も変わります「窒素」は「緑青系」。「酸素」は「赤系」となりその発光している高度は地上100km~500kmあたりと大変高い所で輝いているのです。その様子を撮ったいくつもの写真とオーロラが映し出されて終了へ。オーロラの映像はプロジェクターで映し出されるのですが、以前のデモンストレーションで流していたオーロラの方がよかったですね。なんだかハッキリしていなくボヤ~としていて霧みたいでしたから。
 ドームから一旦出て、再度観覧権を購入します。今度は「PASSPORT TO THE UNTVERSE いま、遥かなる銀河へ!」実はこの作品は去年「日本橋HD-DVDプラネタリウム」で「北斎」が打ち切りになってその代わりに入った番組「宇宙へのパスポート」のアレンジ版なんです。それをふまえてレビューです。
 初めは「WINTER SKY 冬の星座案内」からです。この星座案内はストーリが構成されいる形のもので「一組のカップルが星を見に行く」といったストーリーで、話もしっかりしており結構楽しめますね。まず、二人で星を見に行こうって事で満天の星空からスタートです。星空は「オリオン」が南中している時で、「彼女」さんの方が星や星座に詳しいようで、星座案内をします。まずは「オリオン」から「すばる」そこから「おうし」。そこから「シリウス」で「おおいぬ」「こいぬ」。シリウスよりも明るい「火星」。同じような色の「アルテバラン」で、また「おうし」に戻って冬の空に輝く12星座の「ふたご」「かに」が紹介され、「GiFT」の「シリウス」に併せて、先ほど紹介した星座の他に「ぎょしゃ」や「リゲル」「プロキオン」「シリウス」「カペラ」「ポルックス」「カストル」「アルテバラン」で「冬のダイヤモンド」が紹介され。今度は「彼氏」さんが神話と星座の話をしてくれた御礼に良い所へ連れて行ってあげる」と「PASSPORT TO THE UNTVERSE」の始まりです。それでこの「PASSPORT TO THE UNTVERSE」ですが元は「アメリカ自然史博物館」が製作した物で、ナレーションは「トム・クルーズ」がやっていたそうです。ただこの時もこの「二人」の声が入っておりその言語の声はまったくと言って良いほど聞こえません。それと「日本橋HD-DVDプラネタリウム」では忠実に「吹き替え」をしていましたが、今回は「宇宙旅行のお客さん」の視点で解説されていますから「難しい」話は一切なしです。ほんとに「エンターテイメント」として見る感じですね。でも「科学番組」的要素は強いので許せます。細かい内容は「日本橋HD-DVDプラネタリウム」レビューからまずは、地球を衛星軌道上から眺め、火星、木星、土星とそれぞれの惑星の簡単な説明をし、太陽系を離れ1500光年先の「オリオン大星雲」に向かいます。オリオン大星雲はまだガスやチリが多く星が生まれる場所。その中で新たな星が生まれて、惑星が出来て行きます。原始の太陽系もこんな感じだったのでしょう。そのガスやチリは、生きていくのに必要な「酸素」や「水素」などの気体を生み、人間を構成している「炭素」を作り、星が作られた元素から出来た人間は「星のかけら」であると「ある科学者は言ったそうですが、何だか納得できます。そこからさらに遠くへ行き、「天の川銀河」の外へ、一番近い、といっても200万光年離れている「アンドロメダ銀河」を横切り、さらに遠くへ。そうすると、今度はまた星空へ戻るのですが、普通の星空とは違うのは輝き一つが「恒星」では無く「銀河」である事。「天の川銀河」も多くの輝きの一つでしかないくらいの広大な視点、「おとめ座銀河団」の眺め。それからさらに宇宙の果てへ、今現在、ハップル宇宙望遠鏡や様々な望遠鏡や観測機器で調べた宇宙の姿。中心から扇状に、泡のように広がった「超銀河団」の世界へ。今地球から確認できる星は約5000万個。でも銀河系はそれ以上の星を持っています。そしてその銀河は、数万個確認されています。でもこれは見える範囲。実際はもっと多くの銀河があるのです。しかもその銀河は、星の集まり。そうなると星の数は砂漠の砂の数よりも多いのかもしれません。宇宙ってとてつもなく広く、その中にいる私達の存在は、本当に小さな物なのですね。でも、この小さな人間はこの広大な宇宙の中の「おとめ座銀河団」内「天の川銀河」の中「太陽系」の「地球」。で、その想像力と広がりは「宇宙へのパスポート」になるのです。そのようなナレーションが入り、134億光年からブラックホールを通って地球へ帰って来て終了です。
 それで思ったのですが、ナビゲーターが「精霊」か「魔女」で「人間」の子供に宇宙の構造や仕組みを教えてあげる。って言う番組はどうでしょうかね?初めに立ち絵で人物をだして後はフェイスだけで会話をゲームみたいに出すのも面白いかもしれません。う~ん同人で作りませんか?賛同者募集中です。
 それでは、本日の登場人物は話にも出てきた「アウロラ」から「カスミ・アウロラ・タマノイ」さん。ギリシャ神話の「アウロラ」さんの次の代の「アウロラ」って事ですが、大人の色気に挑戦です。

2007_12_14

コメント (4)
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