10月8日(土)
10日のスポーツの日に行なわれる「出雲駅伝」。
留学生の大砲がいる東京国際大が連覇してしまうのか、選手層の厚い常連の青山学院・駒沢大が大学駅伝三冠の第一歩を踏み出すのか、それとも戦力充実の順天堂大・中央大・創価大が勢いに乗って躍進するのか、それに、駅伝といえば東洋大、今回も手ごわそう。
そして、我が国学院。ひそかに、「上の7校を上回る要素は十分、見てろよ」とワクワクしているのですが。
東北旅行から帰って来た後、ペナントレース終盤のカープに気を取られながらも、日ごとに期待感が高まってきて、「やっぱり、出雲へ行っちゃおうかな」という気分にも。
ネットで調べると、「サンライズ出雲」はすでに空席なし。「朝の第一便の飛行機があるか。それとも前日に新幹線で。でも、帰りの旅を考えると、日曜に出かけるというのもなぁ」とか迷っているうちに、10人のエントリーメンバーが発表されました。走るのは6人なのですが。
「あれ、国学院のメンバーに島崎君が入っていない」
実は、島崎君、去年四年生で、実業団への就職も決まっているという情報も目にしたのですが、12月に故障して最後の箱根に出走できず、納得が行かなかったのか、もう一年がんばるということで留年したのです。
創価大の島津君も五年目に期すとかで、今回の出雲にエントリーされていますし、そういえば、ちょっと前、青山学院の竹石君も、四年生の時箱根のメンバーに入れず、五年目に賭けました。
その島崎君ですが、二・三年次、箱根6区の山下りを好タイムで走った選手。昨年の出雲1区で6位もトップと8秒差。伊勢路では三年連続1区を走り、三年次8秒差の4位、四年次はわずか1秒差の3位でしたが、ともに区間新記録だったという経歴の持ち主です。
今回、彼が1区で先頭と差がなく繋げば、3・6区のエース区間に、キャプテンの中西君と二年生の平林君のダブルエースがいるので万全。
残り3区間を5000mで13分台の記録を出した一年の青木君と平林君のライバルでハーフマラソン日本学生歴代2位の記録を持つ山本君、そして、昨年、出雲5区2位・伊勢8区区間賞、今年の関東インカレハーフマラソン優勝の伊地知君が走れば、東京国際にビンセント君がいようが、駒沢に田沢君がいようが、順天堂に三浦君が、中央大に吉居君がいようが、まあ、遜色ないどころか、国学院が勝っちゃうんじゃないかと、勝手に夢を膨らませていたのです。
それに、昨年、ぶっちぎりで優勝した東京国際のタイムは2時間12分10秒でしたが、その前の大会で優勝した国学院のタイムは、それより2分以上速い2時間9分58秒だったのです。あの時の国学院には強力な三本柱(土方・浦野・青木)がいて、たしかに強かった。でも6人となると、今年はあのチーム以上かもしれないと思っていたのですが。
ところが、
-1区、シマザキくん、出ない-
-去年のタイムは、気温30度という異常な高温のせい?-
という、それだけのことなのですが、ちょっと夢がしぼみ加減になったところに、天気も悪そうということで、今回は出雲へは行かないことにしました。
でも、混戦を制するかもしれないという夢は消えていません。島崎君がいなくても、まだまだ選手はいるんですから。
真っ先に浮かんだのは、昨年伊勢で好走した四年生の坂本君。「彼は2・4・5区のどこかだろうけど、1区島崎君の代わりは誰になるんだろう」と考え込んでいると、本番までほぼ一週間前の、先週の土曜日に行なわれた日体大記録会の10000mに、その坂本君と、これもエントリーされていた四年の川崎君、それに一年の嘉数君が走るという情報が。一週間前に全力で走るということは、この三人は伊勢・箱根駅伝へ向けての調整なのかもしれない。
となると、エントリーメンバーで残っているは四年の藤本君と一年の上原君の二人しかいないのですが、上原君は高校時代に5000mで13分台の記録を持つ期待の選手とはいえ、春から記録を残すレースには出ていませんし、もう一人の藤本君はまだ駅伝を走ったことがないのです。
ということで、チーム事情も分からないのに勝手に不安になっていたのですが、実は、藤本君、10000m28分53秒・5000m14分09秒という好タイムを持っているので、おそらく、最終学年のレースに賭ける意気込みを見込んで、彼を起用するのだと思います。そのへんのことは監督がいちばんわかっているんでしょうから。
いずれにしても、私の思惑がちょっと外れた中で、ちょっとでも様子がわかったらと、1日の土曜日、日体大の記録会を覗いてみようかと向かってみたのですが、関係者以外は入れないとのこと。仕方なく、たまプラーザにある大学の競技場へ行ってみましたが、サッカーの試合のようで陸上選手の影はありませんでした。
あとは、合宿所近くの多摩川の河川敷のランニングコースかと、出雲駅伝の号砲の13時05分に合わせて、昼過ぎ、1時間ほど河原に座っていましたが、結局、マネージャーとか部員らしきランナーは現われず、
二子玉川駅を発着する
電車を眺めるだけで
日を改めて、平日の夕方にも行ってみましたが、この日も
川の流れとコサギを眺め、
二子神社にお参りして帰宅
必勝を祈るもこちら神無月 弁人
レース前の、このワクワク、ドキドキ感。たまりませんな。落ち着かなくて。
10日のスポーツの日に行なわれる「出雲駅伝」。
留学生の大砲がいる東京国際大が連覇してしまうのか、選手層の厚い常連の青山学院・駒沢大が大学駅伝三冠の第一歩を踏み出すのか、それとも戦力充実の順天堂大・中央大・創価大が勢いに乗って躍進するのか、それに、駅伝といえば東洋大、今回も手ごわそう。
そして、我が国学院。ひそかに、「上の7校を上回る要素は十分、見てろよ」とワクワクしているのですが。
東北旅行から帰って来た後、ペナントレース終盤のカープに気を取られながらも、日ごとに期待感が高まってきて、「やっぱり、出雲へ行っちゃおうかな」という気分にも。
ネットで調べると、「サンライズ出雲」はすでに空席なし。「朝の第一便の飛行機があるか。それとも前日に新幹線で。でも、帰りの旅を考えると、日曜に出かけるというのもなぁ」とか迷っているうちに、10人のエントリーメンバーが発表されました。走るのは6人なのですが。
「あれ、国学院のメンバーに島崎君が入っていない」
実は、島崎君、去年四年生で、実業団への就職も決まっているという情報も目にしたのですが、12月に故障して最後の箱根に出走できず、納得が行かなかったのか、もう一年がんばるということで留年したのです。
創価大の島津君も五年目に期すとかで、今回の出雲にエントリーされていますし、そういえば、ちょっと前、青山学院の竹石君も、四年生の時箱根のメンバーに入れず、五年目に賭けました。
その島崎君ですが、二・三年次、箱根6区の山下りを好タイムで走った選手。昨年の出雲1区で6位もトップと8秒差。伊勢路では三年連続1区を走り、三年次8秒差の4位、四年次はわずか1秒差の3位でしたが、ともに区間新記録だったという経歴の持ち主です。
今回、彼が1区で先頭と差がなく繋げば、3・6区のエース区間に、キャプテンの中西君と二年生の平林君のダブルエースがいるので万全。
残り3区間を5000mで13分台の記録を出した一年の青木君と平林君のライバルでハーフマラソン日本学生歴代2位の記録を持つ山本君、そして、昨年、出雲5区2位・伊勢8区区間賞、今年の関東インカレハーフマラソン優勝の伊地知君が走れば、東京国際にビンセント君がいようが、駒沢に田沢君がいようが、順天堂に三浦君が、中央大に吉居君がいようが、まあ、遜色ないどころか、国学院が勝っちゃうんじゃないかと、勝手に夢を膨らませていたのです。
それに、昨年、ぶっちぎりで優勝した東京国際のタイムは2時間12分10秒でしたが、その前の大会で優勝した国学院のタイムは、それより2分以上速い2時間9分58秒だったのです。あの時の国学院には強力な三本柱(土方・浦野・青木)がいて、たしかに強かった。でも6人となると、今年はあのチーム以上かもしれないと思っていたのですが。
ところが、
-1区、シマザキくん、出ない-
-去年のタイムは、気温30度という異常な高温のせい?-
という、それだけのことなのですが、ちょっと夢がしぼみ加減になったところに、天気も悪そうということで、今回は出雲へは行かないことにしました。
でも、混戦を制するかもしれないという夢は消えていません。島崎君がいなくても、まだまだ選手はいるんですから。
真っ先に浮かんだのは、昨年伊勢で好走した四年生の坂本君。「彼は2・4・5区のどこかだろうけど、1区島崎君の代わりは誰になるんだろう」と考え込んでいると、本番までほぼ一週間前の、先週の土曜日に行なわれた日体大記録会の10000mに、その坂本君と、これもエントリーされていた四年の川崎君、それに一年の嘉数君が走るという情報が。一週間前に全力で走るということは、この三人は伊勢・箱根駅伝へ向けての調整なのかもしれない。
となると、エントリーメンバーで残っているは四年の藤本君と一年の上原君の二人しかいないのですが、上原君は高校時代に5000mで13分台の記録を持つ期待の選手とはいえ、春から記録を残すレースには出ていませんし、もう一人の藤本君はまだ駅伝を走ったことがないのです。
ということで、チーム事情も分からないのに勝手に不安になっていたのですが、実は、藤本君、10000m28分53秒・5000m14分09秒という好タイムを持っているので、おそらく、最終学年のレースに賭ける意気込みを見込んで、彼を起用するのだと思います。そのへんのことは監督がいちばんわかっているんでしょうから。
いずれにしても、私の思惑がちょっと外れた中で、ちょっとでも様子がわかったらと、1日の土曜日、日体大の記録会を覗いてみようかと向かってみたのですが、関係者以外は入れないとのこと。仕方なく、たまプラーザにある大学の競技場へ行ってみましたが、サッカーの試合のようで陸上選手の影はありませんでした。
あとは、合宿所近くの多摩川の河川敷のランニングコースかと、出雲駅伝の号砲の13時05分に合わせて、昼過ぎ、1時間ほど河原に座っていましたが、結局、マネージャーとか部員らしきランナーは現われず、
二子玉川駅を発着する
電車を眺めるだけで
日を改めて、平日の夕方にも行ってみましたが、この日も
川の流れとコサギを眺め、
二子神社にお参りして帰宅
必勝を祈るもこちら神無月 弁人
レース前の、このワクワク、ドキドキ感。たまりませんな。落ち着かなくて。