チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

覚悟はしていましたが、つまんない夏に

2021-08-12 15:16:50 | 身辺雑記
8月12日(木)

 「こんな時にオリンピックを強行して大丈夫なのだろうか」と心配しつつ、エアコンの下でテレビを眺めていましたが、熱狂が去ってみれば、世の中は感染拡大どころか感染爆発の様相。夏休みに入って以来、湘南の町の感染確認者数もウナギのぼりで、逗子市では500人に迫り、ほぼ100人に1人という状況に。つい先日まで100人に満たなかった葉山町でももうすぐ200人に達する勢いです。一度開いた海水浴場、緊急事態宣言で海の家閉じたんですが、首都圏ですからね、人はやっぱり来ちゃうんですね。

 「パラリンピックは少し延期したほうがいいんじゃないか」と、危惧の念を抱いたところで、総裁選やら総選挙やらで頭がいっぱいということでしょうか、今の政権は一庶民の心配なんかそっちのけ。いったい世の中どうなっちゃうんでしょうかね。

 ったく、政府も都県知事も「ワクチン接種」と「人流抑制」の呼びかけ以外、何の策も打ち出せないとは情けない限りでですが、そんな中、我々高齢者は、結局、お上の言うとおり、ワクチンを接種して外出を控えるという、なんとももどかしい日々を送るしかありません。

 実は昨日、二回目のワクチンを終えてから二週間が経ちました。はたしてほんとうに抗体ができているのか気になりますが、幸いかどうか、副反応が腕の鈍痛と微熱少々で終わったことが、かえって心配になったりします。
 それに、仮に抗体ができたとしても、デルタ株とかには効き目がイマイチとか、三回目が必要になるかもという話もあって、「コロナ以前のマスクなしの暮らしに」と願っても、そんな日はまだまだ先のようで、その時はもう、身体がなまって好きなように動き回れなくなっているんじゃないかと、そんなことも心配に。

 いずれにしても、「当面は自己防衛に徹するのみ」と観念するしかないのですが、家に閉じこもっていれば、運動不足で身体が衰えるばかり。そうかといって、散歩に出れば猛暑で、熱中症になったりしたらこれまた危険と、まったく八方塞がりの夏になってしまいました。


   旅先の駅で聞きたし蝉時雨  弁人


 ところで、昨日、車の水洗いをしたついでに、ダッシュボードから整備手帳を出してみると、昨年5月の車検整備から1年3ヶ月で走行3500㎞。そろそろエンジンオイルを交換しなければと、横須賀平成町のオートバックスへ行きました。
 待ち時間1時間余りということで、隣接のうみかぜ公園へ行ってみると、もうお盆週間に入っているのでしょうか、芝生には家族連れのテントが並び、バーベキューのグループもけっこうな数。海っぺたで潮風でも浴びていようかと思うと、その海っぺたには、

 横須賀市消防の
  赤い車が行列
  

 「そうだったか」思わず溜め息。これもなんともやりきれない事件。9日の休日に、2才の幼児が幅20㎝のフェンスの隙間から海へ転落、いまだに行方不明のままなのでした。
 東京から家族で釣りに来ての事故だそうですが、その現場がここだったのです。なんとも痛ましい出来事なので、これ以上のコメントはいいでしょう。

 海にのまれてから二日目のこの日も
  捜索が行なわれていました
  
  

 潮の流れがけっこうありそうで、レスキュー隊のダイバーの方たちも懸命に頑張っていますが、
  捜索は難航しそう
  


   問いかけに泰然自若盆の海  弁人


 そんなこんな、今回は気分消沈の話題ばかりで申し訳ないのですが、たまの近況報告ということでご容赦を。
 次回は明るい話題ができるまで更新しないつもりですが、いつになりますやら。


コメント
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