チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

水仙の香り流れる城ヶ島

2019-01-19 16:36:11 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
1月19日(土)

 「城ヶ島の水仙がそろそろ見頃に」という新聞記事があり、それを見た妻君、どうも気になっているようでした。そんな折の今週半ば、朝から気持ち良さそうな青空が広がっていたので、「さあ、行こうか」と城ヶ島へ。

 「まだ咲き始めで少し早いのでは」
  と思っていましたが、
  

 咲き具合も十分。甘い香りが
  風に乗って流れています
  


   潮風をさらりとかわす水仙花   弁人


 水仙が彩りを添えるのは、橋を渡ったすぐ先の
  城ヶ島公園
  

 紺碧の海峡。その東側から
 「通り矢・城ヶ島大橋」方面へ向かう船
  

 房総半島もくっきりと。
  左に鋸山、右に富山
  

 視線を右に移すと、城ヶ島南東に立つ
  安房崎灯台
  

 さらに右の相模湾も
  絶景です
  

 城ヶ島というと、白秋の「雨はふるふる」の歌詞が浮かんで来るせいか、明るいイメージが湧きにくいのですが、青い空の下の青い海に浮かぶ島の景色を前にすると、あの歌でちょっと損をしているんじゃないかと思ってしまいます。
 温暖な三浦半島の先端にあって、眼前に広がるのは雄大な太平洋。近くに見える伊豆大島からやって来る荒波と大自然。
 「利休鼠の雨」が氷雨ではなく春の雨だったとしても、やはり、城ヶ島に雨のイメージを付与してしまうのはかわいそうな感じがします。


   芝の先は大海原ぞ冬日和   弁人


 公園入口に戻って、島西端の城ヶ島灯台へ向かう
  水仙ロードに
  

 展望台からウミウの生息する
  断崖を一望
  

 一度、
  海岸へ下りることに
  

 実は「馬の背洞門」という
  奇岩がありまして、
  

 振り向くと、城ヶ島灯台は見えませんが、その下にある
  白い建物が光っています
  

 その灯台まではもう1キロはありません。このまま海岸伝いでも行けるかもしれませんが、岩場は歩きづらいし、波が打ち寄せる断崖があったりしたら大変と、ここは無難に、

 気合を入れて、
  急な階段を上ることに
  

 再び水仙ロードに。標識には
 「灯台まで700m」とありました
    

 灯台下に来ました。
  西側の海も真っ青でしたが、
  

 「うそ、富士山が見えない」。そうなんです、こんなに天気良いのに、相模湾の海岸線の上に白い雲がかかってしまっていました。

 岩場を散策していると、先ほどの
  「馬の背洞門」が見えました
  


   鵜も目覚め春遠からじ城ヶ島   弁人


コメント
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